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2013年01月24日 10時59分

nano tech 2013 - 第12回 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議, 世界最大のナノテクノロジー展示会

国際ナノテクノロジー総合展・技術会議「nano tech 2013」が、東京ビッグサイトで1月30日~2月1日に開催される。12回目となる今回 は、22カ国から571の企業・団体が出展し、最先端のものづくりに不可欠なナノ材料、超微細加工技術、ナノ評価・計測技術などの分野から、環境・エネルギー、IT・エレクトロニクス、バイオテクノロジーといった様々な分野に応用される製品・技術が公開される。
1月30日(水)~2月1日(金)東京ビッグサイトで開催
~ライフ&グリーン・イノベーションに貢献する最新ナノテク技術・製品が結集~

nano tech 2013

東京 --(ビジネスワイヤ) -- nano tech 実行委員会(委員長:大阪大学 川合知二教授)は,来る2013 年1 月30 日~2月1日の3 日間,東京ビッグサイト(東京国際展示場)の東4,5,6 ホール&会議棟において “nano tech 2013” 第12 回 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議を開催する。

12 回目を迎える今回 は,出展国22カ国・地域,571 企業・団体,計802 小間にて開催する。最先端のものづくりに欠かせないナノ材料,超微細加工技術,ナノ評価・計測技術等の分野から,環境・エネルギー,IT・エレクトロニクス,バイオテクノロジーといった様々な分野に応用される製品・技術が出展される。

■新規商談促進ツール「ICSビジネスマッチングシステム」で商談を効率化

nano tech 2013には,企業からの出展に匹敵するほど,大学,各研究機関からの展示が多い。産学官が強みを有する科学技術とその共通基盤インフラを活用して,世界的な新事業をスピーディに創出する研究開発に産学官が連携して取り組むことが重要である。
同展では,今回より新規商談促進ツール「ICSビジネスマッチングシステム」を導入した。
「ICSビジネスマッチングシステム」は,いかにピンポイントで目指す相手と商談できるかを念頭に開発されている。これまでにも来場者が出展リストを元にメールで事前アプローチし,アポイントを調整する仕組みはあったが,相互日程が確定するまでに手間と時間を要すること,相互のニーズがしっかり掴めていないためのミスマッチが多々起こるなどの課題があった。それを解決するのがこのシステムで,事前にかなり精度高い検索が可能,加えて面倒な日時設定も自動化される。

■12展同時開催でシナジー効果を発揮

同展には,今回初開催となる“Neo Ceramics2013”先端セラミックス&機能性ガラス先進応用技術展・会議,および“試作・受託加工展2013”が加わり,さらにエネルギー関連展示会の“enex2013”,および“Smart Energy Japan2013”も同時開催される。従来から併催されていた“InterAqua 2013”第4回国際水ソリューション総合展,“ASTEC2013”第8回国際先端表面技術展・会議,“SURTECH2013”表面技術要素展, “Convertech JAPAN 2013”,“新機能性材料展2013”,“Printable Electronics2013”,そして“先進印刷技術展2013”と共に、計12展示会が一堂に会し産業を支える最先端の材料・素材・製品・技術を集めた3日間が展開される。より専門分野の出展により,幅広い先端技術・市場をカバーすることによるシナジー効果を発揮し,ここから最先端技術と製品のビジネスマッチングを創出することが期待される。

【nano tech 2013の見どころ】

(1) ナノテクの実用化と具体的応用製品の展示が増大
わが国においては,2001年に経団連がナノテクの重要性を提言し,10年間に亘ってナノテクノロジーへの積極的な研究開発投資が行われてきている。10年という節目を越えて,比較的短期間で技術の実用化・市場化を行うことを目的とする研究が増え,達成すべき技術目標や実現すべき新製品の「出口イメージ」が明確な開発が活発である。
そのような背景から,年々,具体的応用製品となった成果の披露が増えており,今回は一層その傾向が強まるものと思われる。

(2) 海外からの出展が多い,世界最大のナノテク展示会
ナノテクノロジーは各国の政府の後押しを受け実用化が進んできた。中国,韓国,台湾などアジア勢もナノテクノロジーを国家重点分野として位置づけ,積極的な支援を行い,欧米のナノテクノロジー先進国に迫る勢いを持っている。
nano tech 展には,海外からの出展が多い。nano tech 2013の1月17日現在での出展予定では,571社 802小間 (国内 336社 591小間 / 海外 235社 211小間) となっている。世界の22カ国・地域からの出展が予定されており,出展社の約41%(小間数の約26%)に相当する。

(3) 国内の代表的ナノテク研究機関がこぞって大きなブースを出展
産業技術総合研究所,物質・材料研究機構,理化学研究所,NEDO,科学技術振興機構などの国の研究機関が大きなブースを出展し,研究者が各小間で解説するのも魅力である。
ナノテクノロジー分野の優れた技術シーズを実用化につなげることを目指した研究開発が活発になっている。川上と川下の垂直連携,異業種・異分野の連携で行う部材開発など,産官学連携の情報交換の場として機能している。

(4) nano week 2013など充実したセミナーが同時開催
同時開催のセミナーとして,メインステージでのセミナー,シーズ&ニーズセミナーに加え,同時開催技術会議nano week 2013が開催される。nano week 2013では,「Life & Green Nanotechnology特別シンポジウム」 ,「JEITA ナノエレクトロニクス技術フォーラム」,「第11回ナノテクノロジー総合シンポジウム JAPAN NANO 2013」など,各種セミナーが開催される。

(5) 斬新かつ先駆的な技術をnano tech 大賞として表彰
nano tech実行委員および大賞審査員が会期中に出展ブースを見学・審査して,斬新かつ先駆的な技術を分野ごとに選出,会期最終日には表彰式が行われる。同賞は,産業促進に貢献している企業・団体・学校などを賞するとともに,ナノテクのシーズとニーズを明確化することで,一層の技術向上を図ることを目的としている。

- 本リリースに関するお問合せ先 -
nano tech実行委員会事務局 (株式会社ICS コンベンションデザイン内)
角田 真帆
TEL:03-3219-3567 FAX:03-3219-3628
nanotech@ics-inc.co.jp
http://www.nanotechexpo.jp/
〒101-8449 東京都千代田区猿楽町1-5-18 千代田ビル

パーマリンク:http://www.businesswire.com/news/home/20130123006625/ja