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2013年02月14日 13時23分

OMA、Mobile World Congress 2013で行われるデモのラインアップを発表

Open Mobile Alliance (OMA)は、バルセロナで実施されるMobile World Congressの4時間のセッションで、華為やTelecom Italiaなどによるユニークなデモを行います。先日発表されたこのイベントは、2013年2月27日に、フィラ・グラン・ビアのシアターC、ホール8.0のシアター区域で実施されます。
San Diego, CA, 2013年2月14日 12時50分 - (JCN Newswire) - Open Mobile Alliance (OMA)は、バルセロナで実施されるMobile World Congressの4時間のセッションで、華為やTelecom Italiaなどによるユニークなデモを行います。先日発表されたこのイベントは、2013年2月27日に、フィラ・グラン・ビアのシアターC、ホール8.0のシアター区域で実施されます。

ご参加の皆様は、業界トップクラスのベンダと通信事業者によるプレゼンテーションとデモなどを通じて、無線バリューチェーン全体にわたって、将来有望な技術についての参加者限定のプレビューを見ることができます。この技術のいくつかは、まだ商業利用可能でないものもあります。

華為とTelecom Italiaは、拡張現実について取り上げます。両社はOMA MobAR (Mobile Augmented Reality) Enablerのデモを行います。華為は、キーワードでなくカメラを使って必要なものを検索し、3Dモードの情報をユーザーに提供するSmart Lifeソフトウェアのデモを行います。Telecom Italiaは、地理的位置とユーザーの好みに応じて、ネットワークのサーバーから情報とコンテンツを受け取るAugmented Realityアプリのデモを実施します。受け取った内容は、デバイス上のリアルタイムカメラビューで表示できます。

Telecom Italiaはまた、ソーシャルメディアについても取り上げ、異なるソーシャルネットワークに属するユーザーが、自分のソーシャルデータがどこで使用されるか、コントロールを保ちながら、お互いに対話する方法について、デモを行います。また、いくつかの追加機能のプレゼンテーションも行われ、モバイルスマートコードやNFCなどのプロキシミティ技術が、ユーザー間の対話のトリガーにどのように利用されるかについて、デモをします。このデモは、OMA SNeW (Social Network Web) Enablerをベースに実施されます。

華為は、LiveShareを通じたマルチスクリーン共有を行うOMA UVE (Unified Virtual Experience) Enablerの展示を行います。このソリューションは現在、商業利用可能ではありませんが、これによりユーザーは、スマートフォン、タブレット、スマートTVなどのデバイス間でコンテンツとスクリーンビューを共有したり、他のユーザーと同時にコミュニケーションすることができます。

OMAドラフト規格のVirMO (Virtualization Management Object)のサポートの下で、Red Bend Softwareは、BYOD (Bring Your Own Device)に使用されるDual-Personaスマートフォン上の各仮想OSを、異なるエンティティがどのように管理できるかをデモします。OMA DMベースの管理インフラを使って、モバイル事業者は、消費者の個人用電話を管理でき、同時にエンタプライズIT管理者は、消費者の仕事用電話を管理できます。

ジェムアルトはDevice Management Expertのデモを実施し、構成の標準化や、Android上の設定とアプリケーションダウンロードの管理を可能にすることで、電気通信事業者がコスト削減とデータ利用の促進をできるようにします。

モバイル業界はM2Mデバイス接続の成長に期待していますので、M2Mは注目の話題となるでしょう。これを反映して、Telecom ItaliaとTelecomunicazioni & Informaticaによるセッションが実施されます。M2Mデバイスに元々その機能がない場合でも、それをモバイル事業者ネットワークへ統合することに焦点を当てたホームオートメーションのソリューションのデモを行います。このデモではOMA-DM M2M Gatewayを使用し、OMA推進型バリューチェーンを実現します。

次世代M2M上のスマートホームアプリケーションについては、フラウンホーファー研究機構オープン通信システム研究所(FOKUS)によりプレゼンテーションが実施され、通信事業者向けの人間のコミュニケーションのパラダイムからMTC (Machine Type Communication)への移行パスのデモを行います。このデモでは、照明と空調の自動化のための、モバイル接続、近距離無線通信、位置と存在情報、ユーザー定義ポリシーを通じたリモートオートメーションを取り上げます。

Sensinodeは、屋外照明制御のための、軽量M2Mアセット管理ソリューションのクラウド化を行う包括的デバイスの展示を行います。このシステムにより、グローバル市場によるオープン規格アプローチを可能にする新型OMAドラフトLightweight M2M (LWM2M) Enablerのデモを行います。

位置情報サービス(LBS)は、Invisitrack Incの画期的技術のいくつかを使ってデモされます。この技術は、位置確定用LTE信号で一般に利用されている企業、消費者、公衆安全向け位置認識機能を進化させます。

CSRは、正確な屋内外ナビゲーション機能を提供するSiRFusion位置技術のデモを行います。このデモでは、屋内ナビゲーションに加えて、位置情報セキュリティや近接認識などのサービスを取り上げます。

Comverse, Inc.とInterop Technologiesは、2つの異なるRCS (Rich Communication Services)とメッセージングソリューションの概要を説明します。Comverse RCS/joynと次世代MultiVASのデモでは、CSPにより、どのようにデジタル時代への円滑な移行を行うことができるかを示します。これは、コスト削減をしながら、データ成長を活用し、オムニデバイス機能、インターネットサービスとの統合などでサービスを豊かにすることで、売上を増大するために、全IP/4Gへの進化を活用します。Interop Technologiesは、RCSサーバー自体に必要なIMS (IP Multimedia Subsystem)機能を組み込むRCSソリューションのデモを実施します。これにより、通信事業者は、ネットワークでのRCSの展開時に、コスト削減や複雑性の緩和をしながら、IMSコア付きまたはIMSコア無しのRCSを開始することができます。

このデモはすべて、OMA構成企業により開発された仕様により実現され、参加者は、OMA Enablerが、最大の到達度の製品・サービスの展開にいかに役立つかや、ネットワーク、デバイス、地理的境界を越えて相互運用可能であることを、見学することができます。

このユニークなセッションは2013年2月27日(水)15:00~19:00に、シアターC、ホール8.0のシアター区域で実施されます。このイベントのデモ見学の登録は、Elizabeth Rose ( eRose@omaorg.org )にお問い合わせください。

このイベントはまた、人数限定で報道関係者にも開放され、デモのプレビューと、参加企業とのインタビューを行うことができます。このイベントのプレスパス入手は、Emma Johnson ( emma.johnson@proactive-pr.com )にお問い合わせください。

Mobile World Congress 2013について

2013年2月25~28日にフィラ・バルセロナ・グラン・ビアで開催予定のGSMA Mobile World Congressは、モバイル業界でぜひ参加すべきイベントとして知られています。2013 Mobile World Congressには、世界最大手のもっとも影響力の強いモバイル事業者、ソフトウェア会社、設備プロバイダ、インターネット会社の他、金融サービス、ヘルスケア、メディア、運輸、公共事業などの業界セクタ団体や、各国政府代表など、70,000以上の参加者が集まる予定です。

Mobile World Congressでは以下のイベントが行われます。世界各国のCxOレベルのエグゼクティブが講師を務める業界トップクラスのコンファレンス。革新的なモバイル技術、製品、サービスなどを展示する見本市。開発者向けプログラム。政府・自治体向けプログラム。企業・団体の後援する教育プログラム。無料セミナー。

OMAについて

Open Mobile Alliance (OMA)は、どんな基幹ネットワークでも、どんな地理的境界も越えて機能する相互運用可能サービスを作成するための、オープン仕様を提供しています。OMAの仕様は、さまざまなモバイルネットワークにつながっている何十億もの新規および既存の固定およびモバイル端末をサポートしています。モバイルデータサービスのグローバル需要を背景に、Open Mobile Alliance加盟企業は、情報、通信およびエンターテイメントの新規および拡張ソリューションの採用をサポートしています。詳しい情報は、 www.openmobilealliance.org をご覧ください。

お問い合わせ先:
Elizabeth Rose
erose@omaorg.org

概要: Open Mobile Alliance