AEROPRES

2013年04月04日 10時06分

春の交通安全運動に向けて、事故から妊婦と胎児の命を守る、シートベルト装着補助具「タミーシールド」の普及促進で、年間交通事故死亡者の妊婦約40人、胎児約160人の被害軽減へ

4月6日~15日の春の交通安全運動に向けて、交通事故から妊婦と胎児を守るシートベルト装着補助具「タミーシールド(特願2010-504236)」の普及促進で、年間交通事故死亡の妊婦約40人、胎児約160人の被害軽減に注力。 現在、店舗販売は、全国のオートバックス、東急ハンズ柏店、福田百貨店(FKD宇都宮店・インターパーク店)、Ange(アンジュ)横浜みなとみらい店、神奈川トヨタ(ポルテ)各ディーラ。
 妊婦と胎児の安全性を追求する自動車用シートベルト装着補助具「タミーシールド」を手がける(株)エムエルジェイ(社長・藤井克己、本社・東京、資本金・1,000万円)は、4月6日~15日の春の交通安全運動に向けて、交通事故から妊婦と胎児を守るシートベルト装着補助具「タミーシールド(特願2010-504236)」の普及促進で、年間交通事故死亡の妊婦約40人、胎児約160人の被害軽減に注力する。
現在、店舗販売は、全国のオートバックス、東急ハンズ柏店、福田百貨店(FKD宇都宮店・インターパーク店)、Ange(アンジュ)横浜みなとみらい店、神奈川トヨタ(ポルテ)各ディーラである。

 日本では、妊婦乗車中の事故が年間約1万人、死亡者約20人(産婦人科診療ガイドライン産科編2008)。また、日本の人口、出生率、交通事故死数の違いなどを参考に推計すると妊婦の負傷者数5千~7千人、死亡者数20~40人、死亡胎児は160以上(日本周産期・新生児医学界雑誌第46巻第1号より)ともいわれる。

 日本の妊婦のシートベルト装着率は極めて低い。この要因は、現在のシートベルトは腹部を圧迫するため、胎児への影響や装着時の圧迫感や不快感から装着をあきらめている妊婦が大半である。
また、妊婦が「体を動かしても肩や腰ベルトが腹部を圧迫しないように装着する」という事は、難しいのが現状である。

 こうした装着の難点を解決したのが「タミーシールド(希望小売価格税込15,750円)」で、通常通りシートベルトを装着し、肩ベルトをゆるめながら腰ベルトを本体前部の金属フックに引っかけるだけのワンタッチ操作でベルトの腹部への圧迫を簡単に回避できる。このため、現在のシートベルトと併用するだけで、妊婦さんの装着率向上が期待できる。

 同社は、安全で便利な商品があることを広く知らしめ、普及することで、「少しでも妊婦さんや胎児の尊い命を救うお手伝い」になればと考え、早急に商品の普及促進を図りたいとしている。その一環として、ベビー&キッズEXPO(6月26日~6月28日 於東京ビッグサイト)にも出展する。

【タミーシールドの商品概要】
この妊婦用シートベルト装着補助具は、オーストラリアのタミーシールド社製(シドニー市)で、これまで世界9カ国で販売されて、その有用性は極めて高い評価を得ている。
日本では、「交通の方法に関する教則」(2008年11月6日:国家公安委員会告示)で、妊娠中のシートベルト着用を推奨している。しかし、現在の3点式は、腰ベルト部分が下腹部上を通り、圧迫するため、ベルトが下腹部に当たらないように細心の注意を払って装着する必要があった。
日本産婦人科学会や自動車メーカーなどが装着方法のパンフレットを作り啓蒙を図っているが、乗車中の振動や体を動かす事などによりズレてくるなど常に安全な装着状態を維持するのは至難であった。特に医療の現場からは、簡単脱着で妊婦と胎児の安全を確保できる商品開発が強く望まれていた。

この商品は、こうした問題点を腰ベルトが腹部を回避し両大腿部で締める構造で解決し、衝突時の衝撃を腹部ではなく両大腿部と股関節に分散し妊婦と胎児を守る。
クッションタイプの本体を座席に置き、本体装着用ベルトで座席に固定(後部座席は置くだけでOK)。通常通りシートベルトを締め、肩ベルトをゆるめながら腰ベルトを本体前部の金属フックに引っかけるだけでベルトの腹部への圧迫を簡単に回避できる。ワンタッチ脱着で腹部をシートベルトからほぼ完全に解放し、快適性・安全性を確保することでシートベルト装着率向上に寄与する待望の妊婦用シートベルト装着補助具といえる。

タミーシールドが持つこれらの構造・仕組みは国際特許を取得済みであり、類似品は存在せず、従来のマタニティーシートベルトや妊婦用シートベルトと通称される既存の商品とは全く異なる画期的な商品。
この他の特長は、次の通り。                         
①強度試験は、オーストラリアの主要試験機関(RTA=Transport Road & Traffic Agency=同国ニューサウスウェールズ州の公的機関)で、高速衝突試験を含む様々な強度試験に合格。(2008年9月30日)
②オーストラリアのビジネス誌「ANTHILL」誌実施の‘09年商品番付「SMART100」で5位に入賞。
③同商品は、本国のオーストラリアからアメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、ノルウェー、スイス、スペイン、フインランドなど欧米9ヶ国での販売実績がある。
④本体は、高張力ステンレス綱を使用した重量感ある構造で、座席シートからズレにくくしている。
⑤クッションは、航空機や長距離バスなどに採用されている難燃性の高級生地を使用し、長時間乗車でも快適である。
⑥本体のアタッチメントは、立てる、寝かせる、取り外しが可能で、妊婦の体型変化に合わせて容易に調節できる。
 
★主な仕様
 寸法:約430(幅)×465[最大時](奥行き)×40mm(厚み)
 重量:約3.4kg
 材質:クッション(難燃性繊維)、中板(ステンレス)
 色 :グレーとクリームのツートンカラ-
 原産国:中国「開発国:オーストラリア」

★取扱説明動画:http://www.youtube.com/watch?v=0jqQvg9UYwA 
★衝突実験動画:
http://www.youtube.com/watch?v=qqP12H86Q1A&feature=related
『参考資料』
★日本の2009年交通事故死者数(警視庁)は4,914人、負傷者910,115人。
★日本の年間出生数は1,069,000人、死産27,000人(2009年人口動態統計の年間推計:厚生労働省)。妊婦は1,096,000人(双子以上は1人としてカウント)
★「産婦人科診療ガイドライン産科編2008」によると、妊婦乗車中の事故年間約1万人、死亡者約20人弱。
★米国の近年データをもとに、日本の人口、出生率、交通事故死数の違いなどを参考に推計すると妊婦の負傷者数5千~7千人、死亡者数20~40人、死亡胎児は160以上(妊婦のシートベルト着用率についての実態調査:日本周産期・新生児医学界雑誌第46巻第1号より)。

【問合せ先】
◆(株)エムエルジェイ
 本 社: 東京都港区新橋6-4-9 北海ビル新橋7階
 電 話:03(3432)5610
FAX:03(5472)0990
 URL:http://www.tummyshield.jp/(タミーシールド)
   :http://www.mljinc.co.jp/(自動車用ホイール)

【報道関係者問い合わせ先】
◆「タミーシールド」広報担当:杉野 携帯電話:090(3219)7201