AEROPRES

2013年05月23日 10時52分

従来型物理PC環境のワークスタイル変革を支援する「VMware Horizon Mirage」の提供開始

Windows XPからの移行需要に対応すべくパートナー向けハンズオンセミナーや、設計・導入サービスを充実

ITインフラのソリューション・ディストリビュータである株式会社ネットワールド(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 森田 晶一)は、VMware社の物理PCの管理ツール「Horizon Mirage」のハンズオンセミナー、設計・導入を支援するプロフェッショナルサービス、独自翻訳した日本語マニュアルなどを提供開始します。
ネットワールドは、今年3月からエンドユーザコンピューティングソリューション「VMware Horizon Suite」を提供開始していますが、この中でHorizon Mirageは、喫緊の課題であるWindows XPからWindows 7への移行に有効なソリューションであることから、パートナー向けの支援体制を充実させて、導入を促進します。
また、OSマイグレーションツールとして利用する場合は、通常ライセンスと比較して割安な6ヶ月間の期間限定サブスクリプションを提供します。


◆ Horizon Mirageの概要
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Horizon Mirageは物理PC内のデータを仮想化されたイメージ(CVD)として、データセンタ内で集中管理し、エンド ユーザの生産性・事業継続性を大幅に向上させるソリューションです。管理者が企業のコンプライアンスに準拠するよう、作成したイメージをデータセンタで管理し、ネットワークに負荷をかけずにクライアントPCと同期します。CVDと重複排除・圧縮されたネットワーク同期技術を利用して管理者は管理コンソールでの簡単な操作だけで、新しいクライアント端末のセットアップ、端末が壊れてしまった際の復旧やPCのリプレース、既存の端末へのパッチ・アップデートの提供などを行なうことができます。
ユーザはPCの管理業務(バックアップ・パッチアップデート、業務アプリケーションのインストール等)の負担から解放され、PCを利用する時間のほとんどすべてを業務に当てられるため、生産性を大幅に向上することができ、万が一PCが紛失・破損した場合にも、新しい端末上に元の環境を迅速に復旧させることが可能です。


◆ OSマイグレーションにおけるHorizon Mirageによるソリューション
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Windows XPのサポート終了が迫る中、ニーズが高まっているOSのマイグレーションにおいては、Horizon Mirageを利用することでWindows XPからWindows 7へのマイグレーションをネットワーク越しに行なうことが可能です。Horizon Mirageではウィザードを利用してクライアントへのWindows 7のイメージ配信からプロファイルの移行、ドメインへの再参加を行なうことができます。
イメージ配信は、重複排除・圧縮を行なった後にクライントPCへの負荷状況に応じて配信量をコントロールしながらバッググラウンドで行なわれるので、配信されている間もユーザは通常通りPCを利用できます。これによってマイグレーション作業時のダウンタイムを最小限に抑えられます。
また、Horizon Mirageは、Windows 7を最大2万台まで一括で配信することが可能で、管理者はマイグレーションに要する工数を大幅に削減できます。


◆ Horizon Mirageの価格と販売方法など
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(1)ライセンス形態
 Named user(利用されるクライアントPC分)ライセンス

(2)通常ライセンス(別途、保守の購入が必須となります)
 Horizon Mirage 10 Pack ライセンス  参考定価:¥193,700(税別)
 Horizon Mirage 100 Pack ライセンス 参考定価:¥1,936,800(税別)

(3)6ヶ月限定ライセンス(保守費用込み)
 Horizon Mirage タームライセンス 10 Pack  参考定価:¥104,000(税別)


◆ ネットワールドのサービス
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(1) 無償ハンズオンセミナー
 実環境で操作しながらHorizon Mirageのオペレーション方法を身につけることができます。

(2)プロフェッショナルサービス(導入支援サービス)
 ネットワールドのSEによる導入支援サービスです。設計から運用の支援まで行ないます。

・PoC構築支援サービス:PoC(Proof Of Concept)環境の構築支援を行います。
・Jump Startサービス:当社独自のテキストを利用し、各製品の実践的な利用方法を修得することを目指します。
・設計支援サービス:事前ヒアリング、基本構成の決定支援、定例ミーティング、構築立会いなどを行います。オプションにて、要件定義書、環境設計書、運用設計書を作成します。
・導入サービス:事前オンサイトヒアリング、構成内容の確認およびインストールに必要なパラメータの決定、設定シートの作成、各製品・コンポーネントのインストール、動作確認、引渡し説明(必要に応じ、簡単な機器の取扱い説明)を行います。
・運用手順書作成サービス:VMware社製品を元に構築された環境の運用手順書を作成します。

(3)Horizon Mirage日本語マニュアルの提供
 Horizon Mirageの環境をご利用頂き易いようにネットワールドで独自に翻訳を行ったマニュアルをご提供します。


◆ Horizon Mirageの特徴
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(1)物理PCのバックアップとリストアの集中管理
 Horizon Mirageは物理クライアントPC内のイメージをサーバ側のCVDと同期を行います。Horizon Mirageクライアントをインストールした物理PCは、初回にクライアントの全データをイメージとしてサーバと同期した以降は、設定したタイミングでMirageサーバへ差分の同期を行ないます。リストアは、管理者側、またはユーザ側双方から簡単に実施することができます。

(2)ユーザの環境を壊さずにOSとアプリケーションの配信が可能
 Horizon Mirageは管理者が準備したOSやアプリケーションのイメージをクライアントへ配信し、クライアントの環境をコンプライアンスに準拠させることができます。クライアントから取得したイメージをHorizon Mirage独自のレイヤリング技術で、「IT管理者が管理したいOS、アプリなどのレイヤ(ベースレイヤもしくはAppレイヤ)」と、「クライアントで使用するレイヤ(ユーザエリア)」に階層を分割して管理します。管理者側からクライアントへOSやアプリケーションを配信したい場合、ベースレイヤのみを配信しますので、ユーザのプロファイルやデータを壊すことなく配信できます。また、OSだけではなくアプリケーション(Appレイヤ)も配信することができます。

(3)重複排除・圧縮・リレーによって最適化されたネットワーク転送技術
 Horizon Mirageはファイル内、ファイル間でデータブロックの重複排除を行ない、圧縮して転送を行うため、利用するネットワークの帯域を最小に保つことが可能です。また、拠点などへWANを経由する配信を行う場合には、任意のクライアントPCをブランチリフレクタと呼ばれる中継配信ポイントとして利用可能です。中継されるデータにはMirageサーバから配信されるデータだけではなく、ブランチリフレクタPC内のファイルを含めることができるため、Windows 7への移行を行なうなどの大容量データの配信が必要な場合も、拠点内のブランチリフレクタからWindows 7に必要とされるファイルを取得し、WANに負荷をかける事無く移行を進めることが可能です。

(4)Windows XPからWindows 7へのマイグレーションツールとしての活用
 OSとアプリケーションの配信機能を利用し、Windows XPからWindows 7へのマイグレーションツールとして利用することが可能です。管理者は、マイグレーションを専用のウィザードメニューからネットワーク越しに、非常に簡単かつ迅速に行なうことができます。マイグレーションツールとして利用する場合は、通常ライセンスと比較して割安な6ヶ月間の期間限定サブスクリプションも準備しております。

[報道関係者お問い合せ先]……………………………………
株式会社ネットワールド
マーケティング部 MARCOMグループ 広報担当:蔦谷
TEL:03-5210-5187
E-mail:pr@networld.co.jp

[製品に関する読者お問い合せ先]……………………………
株式会社ネットワールド
マーケティング部クラウド基盤グループ
TEL:03-5210-5187
E-mail:vmware-info@networld.co.jp