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BOGOTA, COLOMBIA, 2013年6月10日 11時40分 - (JCN Newswire) - コロンビアのコーヒー農家向けに新しいコーヒー水洗技術が利用可能になりました。これは今まで開発された中でもっともクリーンで効果的な技術です。

Ecomill(R)はコロンビア国立コーヒー研究センター(Cenicafe)が開発した技術で、コロンビアコーヒー生産者連合会(FNC)の特許取得手続き中であり、水とエネルギーの消費を大幅に削減し、果肉除去や加工段階の排水による汚染を完全にゼロにします。

FNCとCenicafeはどちらも、環境にやさしい最先端技術を革新し、コロンビアのコーヒー農家の方々に使えるようにする努力を常に続けています。

「Ecomill(R)の3つのモデルには1時間当たりそれぞれ500、1,500、3,000 kgの洗浄能力があり、製造された内果皮付き乾燥コーヒー豆(cps) 1 kgあたり0.35および0.6リットルの水(l/kg)を使って、自然発酵プロセスによって(またはペクチン分解酵素を適用して)コーヒーを洗浄することができます。」と、Cenicafe農業技術部門主任研究者のCarlos Oliverosは述べました。

この消費水量は、バット内に入れた豆を手作業でかくはんして洗った場合(cps 1 kgあたり4.2リットルが必要)と比べて、非常にわずかです。防水ポンプ付き大容量タンクや(cps 1 kgあたり6～9リットル)洗浄チャネル(cps 1 kgあたり20リットル)と比較した場合も同様です。

Ecomill(R)は、すでに非常にクリーンなBecolsub(R)よりもさらにクリーンな技術で、消費水量はcps 1kgあたり0.7～1リットルで、どちらもCenicafeによって開発されました。

環境の点では、Ecomillを使うことで、洗浄工程の排水で起きる汚染を100%解消して、マイルドなコーヒーを作ることができます。Becolsub(R)では最大90%汚染を減少していますが、それに比べても大幅な進歩です。

「Ecomillを使った時にできる汚染ゴミを、コーヒー農家は簡単に管理できます。」と、連合の新技術責任者のCarlos Armando Uribeは指摘しました。

「この技術は、零細農家から大規模農園まで利用可能で、持続可能な方法でコーヒーを生産するメリットを活かせますので、環境規制に直面しているコーヒー農家の選択肢となっています。」とUribeは述べました。

Ecomillの最先端技術は、標準的な輸出品質のコロンビア産コーヒーだけでなく、スペシャルティコーヒー(超高品質のコーヒー豆)にも使うことができます。

以前の技術と比べた場合のEcomill(R)の環境面での優位性は、グローバル環境への意識が高まり、コーヒーなどの農業製品に持続可能性が求められている現在、非常に重要です。

「持続可能なコーヒーの消費、または環境と協調関係にあるコーヒーは、年間60%近くの割合で世界的に増えています。Ecomillは、水洗工程などの重要な段階で、コーヒー加工のエコロジカル・フットプリントを大幅に減らし、持続可能なコーヒーを生産することにより、コーヒー農家が付加価値向上を達成する支援をしています。

コロンビアコーヒー生産者連合会(FNC)について

FNCは1927年に設立された非営利団体で、家族経営のコーヒー農園の500,000世帯以上を代表しています。FNCは世界最大級の農村団体と言われ、その使命はコロンビアのコーヒー生産者の福祉と性格の質の向上です。Sustainability that Matters(R)プログラムの下でFNCは、生産性施策、社会施策、環境施策など、コーヒー生産者に重点を置いた総合持続可能性ポリシーを開発してきました。科学研究、技術移転、社会プロセス、産業プロセスなども開発しており、コロンビアのコーヒー生産と商業化を支援しています。さらに詳しい情報については、 www.federaciondecafeteros.org -- www.cafedecolombia.com をご覧ください。

お問い合わせ先
コロンビアコーヒー生産者連合会 - プレスオフィス
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概要： Colombian Coffee Growers Federation

キーワード

コロンビア スペシャルティコーヒー FNC Cenicafe Ecomill