AEROPRES

2013年06月10日 13時40分

猛暑の中で活動する人に、背中からからだを冷やして熱中症を防ぐ「クールリュック」を発売。

縫製業の山本縫製工場(香川県坂出市福江町2丁目5-9 代表取締役/山本益美)は、夏場の熱中症対策商品として、リュックサック状のバッグに保冷剤を入れて背負うことで体を冷まし熱中症を防ぐ「クールリュック」を商品化しました。
■クールリュックで体温上昇を抑制
介護施設や病院での入浴介助、工事現場や工場内などの高温多湿な環境で長時間作業を行うことは熱中症につながります。暑さ対策のためには通風、冷房、除湿設備を備えることとされていますが、職場によっては難しい場合もあります。そんなとき、クールリュックの着用で体温の上昇を抑え、疲労を軽減しながら熱中症を防ぐことができます。休憩や水分・塩分の補給も合わせて十分行うことで、健康的で快適に夏を乗り切るために役立つ商品です。
6月中旬より、自社通販サイト(http://www.rakuten.ne.jp/gold/csf-yamamoto/)などで販売するほか、全国の介護用品、作業用品を扱う店舗などで販売開始します。

■クールリュックの特徴
・ 両手が自由に使えるので、一定時間体温を下げながら安心・快適に作業ができます。
・ 綿の7倍もの保水力を持つ特殊吸水繊維素材(帝人株式会社製 ベルオアシス(R))で背中の汗と、保冷剤に付着する結露をどちらも吸収。表面は吸水性と拡散性に優れた素材(東レ株式会社製 CEOα(R))を組み合わせ、べたつかずサラリとした背負い心地です。蒸れやあせもの心配もありません。
・ 500gの保冷剤パックがそのまま入り、適度な保冷効果で約3時間、冷たさをキープします。
・ 付属の保冷剤パックは高吸水性ポリマーを使用。毒性も刺激もありません。交換用の保冷剤があれば、さらに長時間の作業も非常に快適になります。保冷材はホームセンターや100円ショップなどで手軽に購入でき、ご家庭の冷凍庫で何度でも冷凍して繰り返し使えます。
・ 背中にあたる面は3層構造で適度に生地の厚みがあるのでマイルドに背中を冷やします。
・ 立体裁断で背中~肩甲骨にぴったりフィットします。
・ ポップな色遣いとおしゃれなデザインで、夏場の仕事が楽しくなります。
・ 超薄型なので、ジャケットや作業着の下に着用しても邪魔になりません。
・ 冷房使用を抑え、節電・省エネに貢献するエコロジーな商品です。

■クールリュックを活用いただきたい場面
冷房の効かない、次のような環境下での体調管理にお役立てください。
【工業】
・ 食品工場や鉄工所内など、高温環境での作業
・ 炎天下での建築工事や道路工事現場
【農業】
・ 夏場の畑や水田での圃場整備や収穫作業
・ ビニールハウス内での農作業
【サービス業】
・ 介護施設や病院などの入浴介助員
・ 大型SCなどの交通誘導員、ガードマン
・ 夏場のイベントでの着ぐるみショー
【スポーツ】
・ 炎天下でのゴルフラウンドや練習
・ 夏場のランニングやウォーキング
・ サッカー、野球などの屋外観戦
【ご家庭】
・ 冷房を節約している室内で
・ 家庭菜園やガーデニング、洗車などのとき
・ 歩いての買い物などちょっとしたお出かけに
【オフィス】
・ 冷房が高めに設定されていたり、ビルの空調が切れたりしたとき
・ 夏場の営業の外回りに

■材質
本体:ポリエステル100%(高吸水繊維ベルオアシス(R)、速乾繊維CEOα(R))
・表素材 ポリエステル100%
・中素材 アクリル40%、レーヨン20%、ポリエステル20%、
指定外繊維(ベルオアシス(R))20%
保冷剤:高分子吸水性ポリマー 500g1個

■開発者 山本益美のコメント
クールリュックをつくるきっかけになったのは、2012年の夏に、ある老人介護施設に務める介護士さんからいただいたご要望でした。
「老人介護の仕事は重労働、中でも夏場の入浴介助は灼熱地獄です。暑くても冷房をかけるわけにはいかないし、とにかく湿気がすごい。サウナ状態の中で何人もの利用者さんをお風呂に入れていると、めまいや頭痛がして倒れそうになることがあります。少しの休憩と水分を取りながら頑張っていますが、もう限界です。自分の体を冷やしながら作業ができるリュックみたいなものを作ってください。」
お話を聞いてさっそく企画を開始。介護の現場だけでなく、工場や建築・道路工事の現場などで働く人は、同じように熱中症の危険を抱えて仕事をされていることがわかりました。
それらの方々のニーズは、汗と保冷材の結露を同時に吸収してべとつかず気持ちよく使えること。予備の保冷剤がどこでも簡単に手にはいること、そして着用して心が軽くなるようなおしゃれなデザインであること、などに集約されました。これらをポイントに、素材の選別から裁断、縫製、デザインまで何十種類ものサンプルを作り、徹底的に改良を加えて、1年掛かりでようやく商品化にこぎつけました。
創業以来60年にわたって培ってきた弊社の縫製技術が、お客様の健康管理に役立つとすればこれ以上うれしいことはありません。

■山本縫製工場会社概要
所在地/〒762-0034 香川県坂出市福江町2丁目5-9
電話/0877-46-4758 FAX/0877-46-4030
URL/http://www.csf-yamamoto.com
代表取締役/山本益美 創業/昭和27年 設立/昭和37年2月

■山本縫製工場沿革
昭和27年/山本高春 坂出市室町の自宅にて縫製業を創業
昭和35年/山本縫製工場を設立
昭和37年/有限会社として法人化、山本高春代表取締役就任
平成4年 /山本益美代表取締役に就任
平成12年/特許を活用したオリジナル商品づくりを開始。第一号商品メガネケースを開発
平成17年/インターネットショップを開設(自社サイト)
平成18年/楽天にショッピングサイトを開設 http://www.rakuten.ne.jp/gold/csf-yamamoto/
平成23年/腹圧健康ベルト「アセット」など新商品を開発