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2013年07月25日 14時34分

ISID、広島県竹原市を舞台にした人気アニメ「たまゆら」公式アプリを開発

株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、代表取締役社長:釜井 節生) のオープンイノベーション研究所(イノラボ)は、松竹株式会社、広島県竹原市観光協会と共同で、同市を主な舞台としたテレビアニメシリーズ 「たまゆら」の公式スマートフォンアプリ「たまゆらふぁいんだー」を開発しました。
Tokyo, 2013年7月25日 11時00分 - (JCN Newswire) - 株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、代表取締役社長:釜井 節生、以下ISID) のオープンイノベーション研究所(イノラボ)は、松竹株式会社、広島県竹原市観光協会と共同で、同市を主な舞台としたテレビアニメシリーズ 「たまゆら」の公式スマートフォンアプリ「たまゆらふぁいんだー」を開発しました。「たまゆらふぁいんだー」は、マーカーレスAR※技術を用い、作品とタイアップしたイベント会場などで配布されるイラスト入りシールにスマートフォンをかざすことで、作品ゆかりのスポットや名場面を楽しむiPhone/Android向けアプリです。7月27日(土)に竹原市内で開催されるファン向けイベント「ももねこ様祭2013」に合わせ、7月26日(金)より無償で一般公開します。

「たまゆら」は、広島県竹原市の美しい街並みを背景に繰り広げられる叙情的なストーリーで人気のテレビアニメで、竹原市の全面協力のもと、街の景観や建物・店舗などを忠実に再現し、多くの聖地巡礼ファンを生んでいます。また竹原市が作品になぞらえた観光マップを制作・配布したり、同市の観光協会や商店街がご当地イベントを主催したりするなど、これまでにないファンと地域のつながりが注目を集めています。今回公開するアプリは、第2期テレビシリーズ「たまゆら~もあぐれっしぶ~」(7月3日からAT-X、TOKYO MXほかで放映中)を題材に、作品のファンと作中に描かれた実在の街をつなぐことをコンセプトとして企画・開発したもので、アプリ利用者のイベント参加や街での回遊を促す仕組みを提供します。

ISIDイノラボは、本アプリ公開を通じて、地域連携型のコンテンツをより効果的に街の活性化に生かす、新たなサービスモデルを検証していく予定です。さらに今後は、全国の地方都市を対象に、ゆるキャラやご当地アイドルなど地域が発信するコンテンツと連携したサービス開発や、ISIDが事業化を進める街のプラットフォームサービスとの連携なども進めていく計画です。

■関係者のコメント■

松竹株式会社 映像本部映像調整部 アニメ調整室の田坂秀将氏は、次のように述べています。「シールを2枚連続して読み込むことで、新たな画像を写し出すことのできるこのアプリは、キャラクターやストーリー、舞台の場所等を楽しむアニメーションの楽しみ方の幅を大きく広げてくれるものだと思います。とても可能性のあるアプリだと思うので、より楽しめるような使い方を模索していきたいです。」

広島県竹原市観光協会副会長の堀川大輔氏は、次のように述べています。「『たまゆら』を通じて竹原にお越し下さるファンの方も年々増加しており、町としても皆さんに楽しんでもらえる企画を実施することでおもてなしができればと考えています。このアプリはまさに新しいスタイルで作品と町の魅力を伝えることに加え、さらに地域の方々や、ファン同士の交流も生まれていくものと期待しています。また『たまゆら』にゆかりのある他の地域とも連携を取って広域的に楽しめるようにしていきたいですね。」

■たまゆら公式アプリ「たまゆらふぁいんだー」について■

「たまゆらふぁいんだー」は、たまゆら製作委員会が配布する「たまゆらシール」に、スマートフォンのカメラをかざすことで、作中のキャラクターや名シーンが写し出されるアプリケーションです。それぞれのシールには、作品の人物や場所のイラストが描かれており、カメラをかざすと、各シールに対応したコンテンツ「たまゆらフォトカード」を獲得することができます。フォトカードには、人物紹介やモデルとなった実在の名所や店舗の情報も収録されており、ファンを街に誘導する効果を発揮します。また2枚のシールを連続して読み取ることで、登場人物同士のかけあいシーンや、その場所にまつわる名場面など、特別なコンテンツを取得することができるため、シールのコレクション価値も高まります。どの組み合わせでどのシーンが登場するか?という謎解き要素が、ファン同士のコミュニケーションを促す効果も期待されます。

*たまゆらシールは、「ももねこ様祭2013」会場のほか、第2期シリーズ放映期間中にたまゆら製作委員会が主催する各地のイベント会場や竹原市の商店街などで、来場特典や商品購入特典として配布されます。
*「たまゆらふぁいんだー」はApp StoreおよびGoogle Play からダウンロードできます。アプリに関連する情報は、番組公式サイト( http://tamayura.info )に随時掲載されます。

※マーカーレスAR: 2次元バーコードなどの特殊なマーカーを使用せず、写真やポスターなど一般的な物体を認識して画面上に付加情報を表示させるAR(Augmented Reality: 拡張現実)技術。

<ご参考資料>

「たまゆら」について

「たまゆら」はアニメーション作品で、2010年11月から12月にかけて発売されたオリジナルビデオアニメーション「たまゆら」、2011年10月から12月にかけてテレビアニメとして放映された「たまゆら~hitotose~」、2013年7月3日よりテレビアニメ第2期として放映中の「たまゆら~もあぐれっしぶ~」のシリーズになっています。瀬戸内の広島県竹原市を主な舞台として、写真好きの女子高校生である沢渡楓とその友達が、それぞれのまだおぼろげな「夢」を追いかける物語です。
http://tamayura.info

「ももねこ様祭り2013」について

「ももねこ様祭2013」は、広島県竹原市の竹原駅前商店街振興組合、竹原市観光協会、NPO法人ネットワーク竹原が主催する、たまゆらのキャラクターである「ももねこ様」を主役にしたご当地イベントです。作品にも登場する竹原駅前商店街「竹原ショッピングパークあいふる316」で開催されます。2012年に初めて開催された「ももねこ様祭」には、全国から約500名のファンが詰めかけ、2回目となる今年は約1,000名の来場が見込まれています。

オープンイノベーション研究所(イノラボ)について

ISIDが2011年4月に設置したオープンイノベーション研究所は、様々な先端技術の実用化に向けて、企業や教育機関などと協働し、技術研究やサービス開発に取り組んでいます。「未来の街づくり」「次世代教育」「未来のテレビ」などをテーマに、各分野のスペシャリストと共同でアプリケーションのプロトタイプ開発や実証実験を推進しています。
http://www.inolab.net

<電通国際情報サービス(ISID)会社概要>
社名: 株式会社電通国際情報サービス(略称: ISID)
代表者: 代表取締役社長 釜井 節生
本社: 東京都港区港南2-17-1
URL: http://www.isid.co.jp
設立: 1975年
資本金: 81億8,050万円
連結従業員: 2,295人(2013年3月31日現在)
連結売上額: 727億6,400万円(2013年3月期)
事業内容: 1975年の設立当初から顧客企業のビジネスパートナーとして、コンサルティングからシステムの企画・設計・開発・運用・メンテナンスまで一貫したトータルソリューションを提供してきました。IT Solution Innovatorをビジョンとし、金融機関向けソリューション、製品開発ソリューションをはじめ、グループ経営・連結会計、HRM(人事・給与・就業)、ERP、マーケティング、クラウドサービスなど、幅広い分野で積極的な事業展開を図っております。

* iPhoneはApple Inc.の商標です。
* Androidは、グーグルインコーポレイテッドの商標または登録商標です。
* 本リリースに記載された会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

【たまゆらふぁいんだーに関するお問い合わせ先】
株式会社電通国際情報サービス
オープンイノベーション研究所 河野
E-Mail: g-local@group.isid.co.jp
TEL: 03-6713-6098

コミュニケーションIT事業部 西川
E-Mail: g-local@group.isid.co.jp

【本リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社電通国際情報サービス
経営企画室 広報担当 李、清水
TEL: 03-6713-6100
E-Mail: g-pr@isid.co.jp

概要: 株式会社電通国際情報サービス