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2013年08月30日 18時01分

プロモントリー:ストレステストが引き続き銀行の課題となる

プロモントリー・フィナンシャル・グループ(以下プロモントリー、本社ワシントン)によると、ストレステスト(健全性審査)はここ数年、規制の枠組みに取り入れられていましたが、今後、銀行にとって最大の課題となると予測されています。
Hong Kong, 2013年8月30日 13時00分 - (JCN Newswire) - プロモントリー・フィナンシャル・グループ(以下プロモントリー、本社ワシントン)によると、ストレステスト(健全性審査)はここ数年、規制の枠組みに取り入れられていましたが、今後、銀行にとって最大の課題となると予測されています。

「現在、規制当局は、特に米国において、数字の先にあるもの、すなわち銀行が実際のリスクを反映する適切なテストを実施しているかどうかを見ています。」と、プロモントリーのマネージング・ディレクターであるデヴィッド・サミュエルは同社の四季報「Sightlines」夏号の記事のなかで語っています。

サミュエルは、2013年10月にグレーター・チャイナ(大中華圏)を訪問する予定で、規制当局の関心事項として、ガバナンスプラクティス、モデリング、使用されたデータの種類、実際のリスク特定に至るプロセス等を挙げています。

中国本土及び香港を拠点とする銀行は、新しい規制上の課題にも直面することになります。規制当局は、銀行が突然の流動性不足や急激な資金流出に対処できるかどうかを評価するために、各行にたびたびストレステストを実施するよう要求しています。

「中国規制当局は、最近の金融引き締めを、債券市場の急激な変動や流動性不足に対応できない銀行があることへの警鐘と捉えています。香港には、低金利及び米国の量的緩和策によって、安い外国資金が潤沢に流れ込んでおり、規制当局では、銀行に対して、米連邦準備理事会による量的緩和の終了時に備えておくよう求めています。」と、プロモントリー・チャイナのマネージング・ディレクターであるフレデリック・ラウは語っています。

「Sightlines」夏号はウェブサイトwww.promontory.com にて「News & Insights」のタブより入手可能です。以下の記事が掲載されています。

-- 規制要件を超える銀行ストレステスト
-- 米国の金融安定監視委員会(FSOC)による年次報告において提起されたシステミック・リスク
-- 最近IOSCO証券監督者国際機構(IOSCO)が策定した指標改革に関する原則
-- 販売会社や第三者機関にサービスを外部委託する金融業者に及ぼす規制の影響
-- まもなく始まる米銀行間の合併
-- リスクマネジメントに欠けている要素
-- 米国保険会社における欧州式リスクとソルベンシーの自己評価(ORSA)の必要性
-- 米国の学生ローン市場に起こりうる危機に備える

概要:プロモントリー

プロモントリー・フィナンシャル・グループは、米国ワシントンに本部を置き、金融機関に対するコンサルティングを世界的に展開しています。プロモントリーは規制、リスク、コントロール、コンプライアンス、管理、資本、流動資産に関する問題解決を専門としています。アトランタ、ブリュッセル、デンバー、ドバイ、香港、ロンドン、ミラノ、ニューヨーク、パリ、サンフランシスコ、シンガポール、シドニー、東京、トロント、そしてワシントンに拠点を有し、クリントン政権における米国連邦通貨監督庁長官を務めたユージーン・A・ラドウィッグにより、2001年に設立されました。

アジアにおけるプロモントリー・フィナンシャル・グループについての詳細情報は、フレデリック・ラウまで+852-3975-2901にお問い合わせいただくか、アレキサンダー・カーマイケルまで+65-6410-0900までご連絡ください。

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