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■アジア映画の祭典、第3回サハリン国際映画祭で『チチを撮りに』がグランプリの栄冠に輝く！
　
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2012で、日本人初の監督賞を受賞した中野量太監督の『チチを撮りに』が、30日（金）、 ロシア・サハリン州ユジノサハリンスクで開催された第3回サハリン国際映画祭（Sakhalin International Film Festival “ON THE EDGE” 8月23日～30日）コンペティション部門で、見事グランプリを受賞いたしました。
　
同映画祭は、サハリン州政府が外国の文化に触れる機会を増やそうと2011年から開催しており、コンペティション部門では、ロシアのほか、日本、韓国、タイ、カザフスタン、フィリピン、スリランカなど10ヵ国9作品が出品され、本作のほか、ホン・サンス監督作をはじめ、ベルリン、ベネチアのメインコンペティション作品が4本出品されるなど、良質の作品が集まることでも注目されています。28日、29日に行われた上映では、会場は多くの観客で埋まり、多くの拍手で迎えられ、上映後のQ&Aも大盛況のうちに終了しました。
　
なお、『チチを撮りに』は、世界三大映画祭のひとつである第63回ベルリン国際映画祭（ドイツ）のジェネレーション部門正式招待に続き、第62回メルボルン国際映画祭（オーストラリア）正式招待、第7回グラナダ国際映画祭（スペイン）ではグランプリに次ぐ「審査員特別賞」と「観客賞」をダブル受賞、Peace & Love Film Festival 2013（スウェーデン）では、「Jury Prize（脚本賞）」を受賞し、第19回京都国際子ども映画祭では「審査員特別賞」を受賞。出演の渡辺真起子は、第55回アジア太平洋映画祭とアジアのアカデミー賞と言われる第7回アジアン・フィルム・アワードで「最優秀助演女優賞」を受賞するという２冠を達成し、世界の映画祭を席巻中です。今後は、台湾ほかでの公開も決定しており、 “映画祭から映画館へ”の言葉の通り、日本のSKIPシティ国際Dシネマ映画祭から、世界へと舞台を移し、さらなる飛躍が期待されます。
　
監督は、本作で長編映画監督デビューを果たし、脚本も手掛け、その独自の感性と視点に熱い視線が集まる中野量太。
「死にゆく父の顔を写真に撮る」という“おつかい”と、行き着いた先に待っていた人生の修羅場に奮闘する姉妹を通して、母の思いや家族の絆を描き出す当作品。笑って、ちょっぴり涙して、心がじんわり温かい。人生が愛おしくなる、ユーモアとペーソスにあふれた作品です。
　
※“映画祭から映画館へ”【SKIPシティDシネマプロジェクトとは…】（SKIP CITY D-Cinema Project公式サイト：http://s-dp.com/）
デジタル映像産業における優秀な人材の育成・輩出など、さまざまな事業を行うSKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ（埼玉県川口市）が推進する若手映像クリエイター育成の
為の上映支援事業。「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭」にエントリーされた良質な作品を、より多くの方に鑑賞していただけるよう、一般の劇場で公開を支援するプロジェクト。
　
　
■中野監督の地元、京都での公開も初日は立ち見も出る満員御礼、落日まで連日大盛況
　
今年2月の東京・新宿武蔵野館を皮切りに、現在、全国順次公開中の本作は、中野監督の出身地・京都の“京都シネマ”で8月17日（土）に初日を迎え、立ち見が出る好調なスタートを切りました。連日、回を追うごとに入場者も増え、大盛況のうちに30日（金）に落日を迎えました。今後も多くの国内外の映画祭への出品および順次全国劇場公開が予定されています。
　

＝＝＝＝＝　全国順次絶賛上映中！　＝＝＝＝＝
　
　
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広報担当：松永（E-mail: matsunaga@skipcity.com）
　
SKIPシティDシネマプロジェクト公式サイト
http://s-dp.com/

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