AEROPRES

2012年05月30日 09時40分

6/9(土)フォーラム:新農薬ネオニコチノイド問題を、母親ら一般市民が、マンガ「美味しんぼ」で語り合う。原作者「雁谷哲氏」も参加。

6/9(土)午後、ミツバチ大量死の原因ともされる新農薬「ネオニコチノイド」の問題を、3人の母親ら一般市民200人が、マンガ「美味しんぼ」をきっかけとしながら、自分事としてどうしていけばよいのかを語り合う、新しい対話イベントを開催します。 原作者「雁谷哲」氏、環境活動家「田中優」氏も参加。代々木・オリンピックセンター国際会議室にて。
◆概要

イベント名:
フォーラム「ねねね、ネオニコチノイドってなあに?」
~『美味しんぼ』105 巻を読んで、みんなで語ろう!~

日 時:6/9(土) 13:30 ~17:30(開場 13:00)
    終了後 懇親会あり(料金別)
ゲスト:雁屋 哲 氏(『美味しんぼ』原作者)
    累計発行部数:1億4千万部初版部数記録:100万部(43巻)単巻平均発行部数:約130万部(既刊108巻-連載中)
    田中 優 氏(NPOバンク「未来バンク事業組合」理事長ほか)
ファシリテータ:青木 将幸 氏

内 容:ゲストトーク、ママ発言、ワールドカフェ(グループセッション)
場 所: 代々木・オリンピックセンター国際会議室
参加費:1,000円(資料代)学生は500円 
定員:200人(事前申込制)

ウェブ: http://neo.socialjustice.jp
主 催:認定NPO 法人まちぽっと,一般社団法人act beyond trust,国際環境NGO A SEED JAPAN

お申込み:http://neo.socialjustice.jp/201206.html


◆開催主旨

「ミツバチが大量死する」という現象が話題になっています。かのレイチェルカーソンが指摘した「沈黙の春」が現実のものとなってきているのかもしれません。その原因とも言われている新農薬が「ネオニコチノイド」です。

その使用量は、日本においてこの10年で3倍に急増、私たちが口にするお米や果物の多くに使われるようになりました。
同時にミツバチの大量死や人間への悪影響が報告されています。果たしてこれは偶然なのでしょうか?
一方、果物農家では、まったく使用しないと生活ができないという声もあります。

そこで私たちは、この問題を理解し、どう考え行動してゆくとよいのか?を
消費者、農薬メーカー、生産者、流通、メディア、未来の世代、など、さまざまな立場にたって、3回のグループ対話イベントを通して考えてきました。

4回目である今回は集大成として、国民的マンガと言ってもよい「美味しんぼ」原作者である雁谷哲氏、「美味しんぼ」でネオニコチノイドを扱った話を監修された田中優氏をお招きし、「次の世代を考えている普通のお母さんたち3名」と共に、今回の対話フォーラムで語り合います。

なお、この連続イベントは、今この日本社会で起きている様々な課題を「自分事として」考え、行動していく、新しい市民の「場・文化」を創っていくこと
を目的として開催しています。

・母親らの一般市民が語り合うという新しい市民の活動として
・新農薬ネオニコチノイドが原因ともされる、環境問題、健康問題 として
・マンガを起点とすることで、しきい低く一般の方々が社会の課題を「自分事」として捉えられる啓発イベントとして
・様々な立場を横断して課題解決を図ろうとする新たな社会活動の試みとして

ご取材、報道 たまわれば幸いです。

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◆これまでの3回のイベント内容については、ホームページの以下をご覧ください
http://neo.socialjustice.jp/visual/

第1回「ミツバチからのメッセージ」 <アーカイブあり>
ゲスト:後藤和明氏(らでぃっしゅぼーや株式会社・Radix の会)
    藤原誠太氏(養蜂家・ネオニコチノイド系農薬の使用中止を求めるNGOネットワーク代表)

第2回「子どもを守るための予防原則」 <アーカイブあり>
ゲスト:黒田洋一郎氏(元東京都神経科学総合研究所)
    大竹千代子氏(化学物質と予防原則の会代表)

第3回「ネオニコ問題をナナメに切る」 <アーカイブあり>
ゲスト:高安和夫 氏(銀座ミツバチプロジェクト)
    鈴木菜央 氏(greenz.jp 発行人)

◆ゲストプロフィール

雁屋 哲 氏

1941年、中国・北京生まれ。東京大学教養学部卒業後、電通勤務を経て漫画原作者となり、『男組』(画/池上遼一)『野望の王国』(画/由起賢二)などを手がける。83年、『美味しんぼ』(画/花咲アキラ)の連載開始。87年、同作品で第32回小学館漫画賞受賞。88年より、オーストラリア・シドニー在住
(『頭痛、肩コリ、心のコリに美味しんぼ』より)


田中 優 氏

1957年東京都生まれ。
地域での脱原発やリサイクルの運動を出発点に、環境、経済、平和などの、さまざまなNGO活動に関わる。現在「未来バンク事業組合」「天然住宅バンク」理事長、「日本国際ボランティアセンター」「足温ネット」理事、「ap


bank」監事、「一般社団 天然住宅」共同代表を務める。現在、立教大学大学院、和光大学大学院、横浜市立大学の非常勤講師。

著書(共著含む)に、
『シリーズいますぐ考えよう!未来につなぐ資源・環境・エネルギー①~③』岩崎書店
『地宝論』 子どもの未来社
『原発に頼らない社会へ』 武田ランダムハウス
『幸せを届けるボランティア 不幸を招くボランティア』 河出書房新社
『環境教育 善意の落とし穴』 大月書店
『おカネが変われば世界が変わる』 コモンズ
『今すぐ考えよう地球温暖化! 1~3』 岩崎書店、子ども向け
『世界から貧しさをなくす30の方法』 合同出版
『おカネで世界を変える30の方法』 合同出版
『天然住宅から社会を変える30の方法』 合同出版
『地球温暖化/人類滅亡のシナリオは回避できるか』 扶桑社新書
『戦争って、環境問題と関係ないと思ってた』 岩波書店
『非戦』 幻冬社
ほか多数。


青木将幸(あおき・まさゆき)氏

1976年、和歌山県新宮市生まれ。1995年より国際青年環境NGO/A SEED JAPANで様々な環境活動に携わる。2003年、青木将幸ファシリテーター事務所を設立し、会議・ワークショップ・話し合いの場の進行役として活動している。ネオニコチノイド問題をきっかけに、養蜂家にあこがれつつある。


◆お問合せ:
認定NPO 法人まちぽっと
〒160-0021 新宿区歌舞伎町2-19-13 ASK ビル5F
E-mail:info@machi-pot.org
Tel:03-5941-7948 Fax:03-3200-9250

以上