AEROPRES

2013年10月11日 18時55分

「学校が明確な選書基準を持っていれば」高鷲忠美教授のコメントが掲載されました

松江市教育委員会が、漫画『はだしのゲン』の閲覧制限を要請した問題について学校図書館の重要性を訴える高鷲忠美教授(図書館学)のコメントが読売新聞に掲載された。現在、学校図書館に勤務している方、司書や司書教諭の国家資格取得を目指す方は、ぜひ見てほしい。
松江市教育委員会が、漫画『はだしのゲン』の描写が過激だとして、市立小中学校に閲覧制限を要請した問題について、八洲学園大学の高鷲忠美教授(図書館学)が述べたコメントが「読売新聞(2013年10月11日付 朝刊(大阪本社版)」に掲載された。

高鷲忠美教授は「学校図書館は、教師の授業を支援するところに意味がある。今回は、学校が明確な選書基準を持っていれば揺らぐことはなかった。その重要性を教委や学校が理解していなかったのではないか。」と述べた。

小・中・高等学校の学校図書館には、司書教諭を1名以上配置しなければならないという義務があるがほとんどが担任と兼務で学校図書館の業務に避ける時間は少ない現状がある。学校図書館の役割や機能への理解が足りていなかったために起こったとも思える問題だが、高鷲忠美教授は、「学校図書館は学校教育のインフラ」と表現し学校図書館の重要性を訴えている。

本記事内では、高鷲忠美教授も関心を寄せる山形県鶴岡市の朝陽第一小学校の学校図書館の取り組みも紹介されている。現在、学校図書館に勤務されている方、学校図書館司書教諭や図書館司書資格取得を目指している方は、ぜひ本記事を見てほしい。

また、高鷲忠美教授は10月30日(水)に横浜市で行われる図書館総合展で「学校図書館は学校教育のインフラ~公共図書館はどのように支援できるか~」をテーマに基調講演を予定している。関心がある方は、ぜひ参加してみてはどうだろうか。

▼八洲学園大学 大学サイト 「高鷲忠美教授が第15回図書館総合展にて講演を行います」
http://www.yashima.ac.jp/univ/news/2013/09/15.html

▼高鷲 忠美教授 プロフィール
http://www.yashima.ac.jp/univ/about/information/teacher_takawashi.php

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八洲学園大学は、2004年に開学した通信制大学。日本で初めて、インターネットを利用しての学位や国家資格の取得を実現した。
また、日本で唯一の「生涯学習学部」を設置し、「学びたい人が学べる大学」として社会人の「学び直し」のニーズに応えるべく、学校図書館司書教諭等の国家資格取得などを含めた科目を200科目以上開講し、インターネットで授業を配信している。

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