2013年10月23日 15時24分
デジタルホーム向け先進ブロードバンド半導体およびソフトウェア製品の大手プロバイダのIkanos Communications, Inc. (NASDAQ: IKAN)は、アムステルダムで10月22~24日に開催されるBroadband World Forumで、G.fastプロトコルをサポートするように設計された次世代DSLプラットフォームの展示を行うことを、本日発表しました。
FREMONT, CA, 2013年10月23日 14時10分 - (JCN Newswire) - デジタルホーム向け先進ブロードバンド半導体およびソフトウェア製品の大手プロバイダのIkanos Communications, Inc. (NASDAQ: IKAN)は、アムステルダムで10月22~24日に開催されるBroadband World Forumで、G.fastプロトコルをサポートするように設計された次世代DSLプラットフォームの展示を行うことを、本日発表しました。G.fastは、DSL規格の進化における次段階の性能を代表するもので、標準的な銅線でギガビット単位の速度をサポートするように定義されています。新しいIkanos Neos(TM)アーキテクチャは、近い将来におけるG.fast規格仕様で概述されたギガビット単位のデータ転送率要件を達成しつつ、市場トップクラスのポートあたり電力性能を実現するために、同社の最先端の超低電力アナログ技術を活用しています。さらに、今回の新アーキテクチャの設計には、高いデータ転送率のベクトル環境で、高い伝送信頼性と回線安定性を確保する独自機能が組み込まれています。
今年初めにIkanosは、複数のOEMと通信業者のラボでのトライアルによる検証で、192ポートのDSLAM構成で500メートルの距離で集合データ転送速度150Mbpsを達成して、トップクラスのパフォーマンスを実証しました。さらに同社は、短距離ループFTTdp展開に最適な200メートルの距離で、300Mbpsの集合パフォーマンスを実証しました。回線能力、VDSL2フォールバック、G.vectorなどのG.fast仕様のすべてのCPEおよびCO要件をサポートし、単一または複数ポートで構成可能となるように設計されたアーキテクチャを持つ次世代G.fast対応プラットフォームの導入により、Ikanosはまた技術的リーダーシップを確立しました。Neos(TM)アーキテクチャや、後続のCPEおよびCO製品によりIkanosの製品ポートフォリオは、業界トップクラスのレートリーチ性能や距離の拡張可能性、スループット、ポート数などとともに、FTTx展開の全範囲をカバーするようになります。
高い帯域幅を求める消費者需要は急激な成長を続けていますが、G.fastの登場により通信事業者は既存の銅線インフラを活用し、ギガビット接続によって多大な資本支出なしに通常のFTTH展開ができるようになります。本日のIkanosの発表により、G.fast規格の普及と実装のために、また、グローバル通信事業者を最先端のギガビットブロードバンド機能で強化するために、同社はふたたびDSL技術の最前線に立つことになりました。
「次世代G.fastプラットフォームの発表は、IkanosがDSL技術の進歩にコミットしていることや、革新的で差別化された製品をお客様に届けつつ、業界の前進に貢献していることの証拠です。」と、Ikanos社長兼CEOのOmid Taherniaは述べました。「我々にとってG.fastは、DSL規格の進化の次のステップであるだけではありません。G.fastにより、ハイブリッドの光ファイバ-銅線ネットワークを、通信事業者にとって現実性のあるギガビットブロードバンドに変換し、コストのかかるFTTH展開の必要を事実上なくすというビジョンを実現できます。IkanosはG.fast標準化施策の第一線を走って来ており、規格順守と相互運用性の強力な提唱者ですが、我々はイノベーション重視を続けてきており、G.fast製品ファミリによって差別化された独自の電力プロファイルと堅牢な伝送機能をお客様に届けることで、業界が新しい規格を採用することでIkanosが主導的立場になると考えています。」
入手方法
Ikanosは、アムステルダムで10月22~24日に開催されるBroadband World Forum 2013で、次世代G.fast開発プラットフォームの展示をします。プロトタイプは2014年第2四半期に利用可能になる予定です。
Ikanos Communications, Inc.について
Ikanos Communications, Inc. (NASDAQ: IKAN)は、デジタルホーム向け先進ブロードバンド半導体とソフトウェア製品の大手プロバイダです。同社のブロードバンドDSLや通信プロセッサなどのオファリングは、世界の多くの大手ネットワーク機器メーカーや電気通信サービスプロバイダ向けのアクセスインフラと顧客構内設備を実現します。詳しい情報は www.ikanos.com をご覧ください。
(c) 2013 Ikanos Communications, Inc.全版権所有。Ikanos Communications、IkanosとIkanosのロゴ、Bandwidth without boundariesタグライン、Fusiv、Ikanos Velocity、Ikanos NodeScaleは、Ikanos Communicationsの商標または登録商標です。この文書で言及されている他のすべての商標は、それぞれの所有者に帰属します。
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