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2013年10月29日 12時18分

昭和電工、インドネシアのアルミナ工場で試運転を開始

昭和電工株式会社(社長:市川 秀夫)は、2011年4月からアンタム社と共同で行ってきたインドネシア西カリマンタン州タヤン地区での、ケミカル用アルミナの工場建設(年産能力30万トン)において、10月28日に試運転開始式を開催しました。
Tokyo, 2013年10月29日 11時40分 - (JCN Newswire) - 昭和電工株式会社(社長:市川 秀夫)は、2011年4月からアンタム社と共同で行ってきたインドネシア西カリマンタン州タヤン地区での、ケミカル用アルミナの工場建設(年産能力30万トン)において、10月28日に試運転開始式を開催しました。試運転を経て、ユーザーの評価を得たのちに、2014年下期より量産・販売を開始する予定です。

ケミカル用アルミナとは、アルミニウム製錬用途以外に使用されるアルミナおよび水酸化アルミニウムの総称で、水処理剤や耐火物、研削材、建築材料、ICパッケージ、液晶ガラスの材料など幅広く産業分野に使用されています。

当社はアルミナを生産する際に発生するボーキサイト残渣の海洋投入処分を2015年中に終了し、現在当社横浜事業所で行っているアルミナの生産から撤退することを既に決定しております。今後は横浜事業所で生産しているアルミナ製品の代替として、当アルミナ工場で生産した製品を日本および海外のお客様に販売する予定です。また、需要の伸長が見込まれるインドネシア国内および周辺地域における水処理剤・耐火材用途向け等への販売を行う計画です。

なお、当アルミナ工場の運営はアンタム社が80%、当社が20%出資する合弁会社インドネシア・ケミカル・アルミナ社(ICA)が行います。

当社は、長年にわたって横浜事業所で培われてきたアルミナ生産技術をインドネシアの新工場へ移管し、市場が拡大する東南アジア地区への供給体制を整え、さらなる事業の拡大を図ってまいります。

本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
http://www.sdk.co.jp/news/2013/13779.html

【ご参考】

インドネシア・ケミカル・アルミナ社 概要
正式社名: P.T. INDONESIA CHEMICAL ALUMINA
日本語社名: インドネシア・ケミカル・アルミナ社
設立: 2007年2月
代表者: デニー マウラサ社長(Mr. Denny Maulasa)
株主: アンタム社(80%)、昭和電工株式会社(20%)

アンタム社 概要
正式社名: PT. Antam Tbk
日本語社名: アンタム社
本社所在地: インドネシア ジャカルタ
設立: 1968年7月
代表者: タトー ミラザ社長(Mr. Tato Miraza)
株主: インドネシア政府(65%)他
事業内容: 金、ニッケル、ボーキサイト等鉱産物の採掘・加工・輸出

概要: 昭和電工株式会社

詳細は www.sdk.co.jp をご覧ください。

お問合せ先:
昭和電工株式会社
広報室
03-5470-3235