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2014年09月03日 11時17分

OKIの「OKIFAX 7100」が国立科学博物館の未来技術遺産に登録

OKIグループのプリンタ事業会社OKIデータ(社長:平本隆夫、本社:東京都港区)は、このたび、1976年5月に発売した「OKIFAX 7100」にて、日本の科学技術の発展に大きく寄与したとして、独立行政法人国立科学博物館が主催する2014年度重要科学技術史資料(未来技術遺産)に登録されました。
Tokyo, 2014年9月3日 10時35分 - (JCN Newswire) - OKIグループのプリンタ事業会社OKIデータ(社長:平本隆夫、本社:東京都港区)は、このたび、1976年5月に発売した「OKIFAX 7100」にて、日本の科学技術の発展に大きく寄与したとして、独立行政法人国立科学博物館が主催する2014年度重要科学技術史資料(未来技術遺産)に登録されました。

未来技術遺産の登録制度は、国立科学博物館が「科学技術の発達史上重要な成果を示し、次世代に継承していく上で重要な意義を持つ科学技術史資料」および「国民生活、経済、社会、文化の在り方に顕著な影響を与えた科学技術史資料」の保存と活用を図ることを目的に、2008 年度より実施しています。2013年度時点で135件の資料が登録されており、今回新たに49件登録されました。なお、「OKIFAX 7100」の未来技術遺産登録は、OKIグループとして初めての登録となります。

【登録内容】

名称: OKIFAX 7100
発売: 1976年5月

【選定理由】

国際G3規格が定まる前のアナログファクシミリが主流だった中、世界初の感熱記録ファクシミリで培った技術をデジタルに適用し、SWS(スキッピング・ホワイト・スペース)という帯域圧縮方式で伝送効率を高め、電送時間をアナログ方式の6分の1程度にまで高速化。さらに、光学読取系および記録部の電子化を実現して量産を可能にし、低価格を実現。

このたび登録された「OKIFAX 7100」は、1972年の回線開放を機に進む情報伝達の高速化、広域化、多様化を背景に、世界初の感熱記録方式を採用した卓上型デジタルファクシミリとして開発されました。国際G3規格が定まる前で、アナログ機(G1機/6分伝送)が主流であり、各社独自方式のデジタル機を商品化していた中、当社は伝送時間を短縮するために最新の技術を導入し、1分伝送の高速ファクシミリ通信を実現しました。本製品は光学読取系、感熱記録系、伝送用モデム等、主要部にLSI化を計り、高信頼性のほか、小型軽量化を可能にしています。

なお、「重要科学技術史資料」登録証授与式は、9月2日(火)に国立科学博物館で執り行われました。

OKIデータは、今後も、情報社会の発展に寄与する商品を提供し、快適で豊かな社会の実現に貢献し続けます。

概要: 沖電気工業株式会社

OKIは米国でグラハム・ベルが電話機を発明したわずか5年後の1881年に創業した、日本で最初に電話機を製造した情報通信機器メーカーです。先見性と勇気をもって果敢に挑戦・行動するという、創業以来の「進取の精神」を連綿と受け継ぎ、ブランドスローガン「Open up your dreams」のもと事業展開しています。現在、「金融システム」「通信システム」「情報システム」「プリンタ」「電子部品・モジュール他」の5つの分野において、OKIグループは社会の発展に寄与する最先端技術の商品・サービスをお客様にお届けし、世界の人々の快適で豊かな生活の実現に貢献しています。詳細はこちらからご覧ください。 http://www.oki.com/jp/

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