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2015年02月26日 12時26分

OKI、みずほ銀行の全ATMの画面を刷新

OKIは、このたび株式会社みずほ銀行(頭取:林 信秀、本社:東京都千代田区)に納入している全ATM(約6,000台)の画面を刷新しHTML方式に移行しました。
TOKYO, Feb 26, 2015 - (JCN Newswire) - OKIは、このたび株式会社みずほ銀行(頭取:林 信秀、本社:東京都千代田区、以下 みずほ銀行)に納入している全ATM(約6,000台)の画面を刷新しHTML方式(注1)に移行しました。この画面刷新では本対応に合わせて画面デザインや操作フローなどの見直しを行い、「見やすさ」「わかりやすさ」「使いやすさ」などユニバーサルデザインに配慮した操作性を実現し、顧客利便性の向上を実現しました。具体的には、ユニバーサルデザインフォントの採用、頻繁に取引されるメニューを考慮した操作フロー、文字とイラストによる画面説明などにより、使いやすさを追求しています。

なお、新しい画面は店舗等に設置されているフルスペック型ATM「ATM-BankIT」だけではなく、店舗外に設置している省スペース型ATM「CP21X」にも適用され、同行ではすべてのATMで同一の操作性を実現しています。

みずほ銀行では「サービス提供力No.1」のビジョン実現を目指した取り組みの中で、ATMの利便性向上に向けた画面の刷新を検討していました。ATM画面については、従来方式では一部を修正するだけでもプログラム変更が必要となるため、対応の期間・コストが課題となっていました。今回、OKIの行ったATM画面のプログラミング言語のVB方式(注2)からHTML方式への移行により、画面コンテンツはプログラムから切り離され、画面変更の期間短縮と大幅なコスト低減を実現しました。

また、今回はWeb-ATM(注3)の第一段階としてHTML方式を採用したことにより、将来的にはサーバーを外部に構築し、ATMのソフトウェアをセンタで一元管理することも容易に可能となります。

Web-ATMはコンテンツをATMに配布する必要がなくなり、広告画面等の変更がさらに容易になるほか、他システムとの連携によるサービス拡張性も優れています。ATMでインターネットバンキングやコールセンター等と連携したサービスを提供したり、CRMとの連携により、お客さま一人ひとりに対して取引メニューを切り替えたりといった、きめ細かい対応も可能となります。

OKIでは金融機関において、ATMを”いつでもどこでもあなただけのサービス”を受けられるオムニチャネルとして活用するニーズは増加すると考えており、関連するソリューションを今後も提供してまいります。

【用語解説】
注1: HTML方式
Web画面の記述に汎用的に普及しているHTML言語を利用してATM画面を構築する方式。
注2: VB方式
Microsoft社のVisual Basicを用いてATM画面を構築する方式。Visual Basicは画面(GUI)を利用したプログラム開発に広く普及。
注3: Web-ATM
Webのアーキテクチャを利用したATMの総称。画面やアプリケーションをWeb-ATMサーバーで管理され、柔軟なコンテンツ変更やサービス拡張が可能。

概要:沖電気工業株式会社

OKIは米国でグラハム・ベルが電話機を発明したわずか5年後の1881年に創業した、日本 で最初に電話機を製造した情報通信機器メーカーです。先見性と勇気をもって果敢に挑 戦・行動するという、創業以来の「進取の精神」を連綿と受け継ぎ、ブランドスローガ ン「Open up your dreams」のもと事業展開しています。現在、「金融システム」「通信 システム」「情報システム」「プリンタ」「電子部品・モジュール他」の5つの分野に おいて、OKIグループは社会の発展に寄与する最先端技術の商品・サービスをお客様にお 届けし、世界の人々の快適で豊かな生活の実現に貢献しています。詳細はこちらからご 覧ください。 http://www.oki.com/jp/

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