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2015年04月10日 17時53分

タイ王女、犯罪防止・刑法司法における教育の役割を述べる

タイのパチャラキティヤパー王女は、最近ドーハで行われた犯罪防止・刑法司法に関するユースフォーラムにて、教育の重要性を強調しました。
Doha, Qatar, Apr 10, 2015 - (JCN Newswire) - タイのパチャラキティヤパー王女は、最近ドーハで行われた犯罪防止・刑法司法に関するユースフォーラムにて、教育の重要性を強調しました。

「犯罪と闘うための最良のツールは教育です。教育はまた、人間の可能性を解き放つための最良の方法でもあります。」とパチャラキティヤパー王女は述べました。

パチャラキティヤパー王女は、カタール財団、カタール内務省、国連薬物犯罪事務所を通じて、カタール政府による、持続可能な開発戦略の一環として、教育を通して、合法的な文化を促進する取り組みについて述べました。

王女は出席した代表者らに対して、フォーラムを活用し、異文化間の対話、友情、議論を始め、実用的な案を提言し、他の若者たちの模範となるためその経験を活用するよう、奨励しました。

「イノベーティブなだけでは十分ではありません。行動し、熟考する市民でなければなりません。」

国連親善大使であるパチャラキティヤパー王女はワチラロンコン皇太子のただ一人の子どもで、米コーネル大学で法学博士号(PhD)を取得しています。

王女は、タイにおける女性への暴力に反対する全国的な普及啓発に関わっており、国連女性開発基金が展開したグローバルな「女性に対する暴力にノーと言おう(Say NO to Violence Against Women)」キャンペーンでは、300万人以上の署名を集めました。

パチャラキティヤパー王女は、犯罪被害者の権利を高めるための活動を行うほか、女性受刑者についても、拘禁中、社会復帰に向けた適切な準備を整える期間、公平な扱いを受けられるようにしています。

王女は、タイ人女性被拘禁者向けに「カムランジャイ(Kamlangjai)」や「インスパイア(Inspire)」プロジェクトを運営しています。本プロジェクトでは、女性受刑者が矯正施設で、釈放後の社会復帰に向けて準備する期間、適切な支援を受けられるようにするものです。王女のプロジェクトである「ELFI (Enhancing Lives of Female Inmates;女性収容者の生活向上)」では、女性受刑者の処遇と女性犯罪者の非拘禁措置に関する新規則を提案します。

同様に、カタール国では引き続き、憲法および法律を通じて、女性の社会的地位向上への取り組みを強化します。最近ニューヨークで行われた第59回国連女性の地位委員会では、カタール国連常駐代表のHE Sheikha Alya Ahmed bin Saif Al-Thaniが、カタール国は市民の間に平等をもたらすことを切望し、女性問題の統合、とりわけ全ての国家計画や戦略における、女性への適切な仕事の提供、および社会的保護の強化に取り組んでいる、と述べました。

カタールではまた、人権全般、および女性の権利を特に「カタール国家ビジョン2030」に示された方策で保護するための予防措置を講じています。このビジョンの柱のひとつが女性の登用および社会的地位向上です。

タイとカタールの持続的な関係は、1980年の国交樹立時まで遡ります。両国は健康分野における協力に関する覚書を交わしているほか、カタールにおけるタイ人労働者の採用、文化・貿易面での協力、農産物およびコモディティへの投資に関する合意書を締結しています。タイでは人口の12%をイスラム教徒が占めており、世界で6番目のハラル製品輸出国となっています。

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