AEROPRES

2015年12月09日 18時52分

BROCADEが2016年のネットワーキングの主な変革技術傾向を予測

2015年には多くの企業がビジネスのデジタル変革により市場を破壊し、第3次プラットフォームコンピューティングおよびNew IPネットワーキング戦略を採用して新市場で大手となりました。2016年に向けて、明確な競争優位性を手に入れるために、スマートマシンと変革技術を活用する企業が増えると予想されます。
SINGAPORE, Dec 9, 2015 - (JCN Newswire) - 2015年には多くの企業がビジネスのデジタル変革により市場を破壊し、第3次プラットフォームコンピューティングおよびNew IPネットワーキング戦略を採用して新市場で大手となりました。2016年に向けて、明確な競争優位性を手に入れるために、スマートマシンと変革技術を活用する企業が増えると予想されます。

2015年末に当たって、Brocade(NASDAQ: BRCD)では、主なネットワーキング変革技術の大まかな傾向を占いました。

1.クラウドがさらに注目を集める:

IDCによれば、IT支出の半分以上は第3のプラットフォーム(クラウドベースの技術)に費やされ、2020年までに全IT支出の60%を超える見込みです。企業やサービスプロバイダはイノベーションと競争力強化のために、自社ネットワークをオープンなソフトウェア推進型プラットフォームに変革していますので、古いレガシーIPネットワークアーキテクチャからNew IPネットワークへの移行が加速し、ほぼ主流の採用率となるでしょう。

2.ソフトウェアベースのネットワークが明確な将来:

この1年でソフトウェアによってデータセンタやネットワークが全体的に変革され、サービスプロバイダや企業は短期間に新サービスを生み出し、容易に規模を拡大し、ユーザー中心の方法で提供するために、SDN(Software-Defined Networking)やネットワーク機能仮想化(NFV)を採用するようになりました。2016には、企業やサービスプロバイダがNew IPネットワークに移行するため、革新的でオープンな自動化ソフトウェアネットワーキングプラットフォームの採用が拡大する見込みです。x86サーバーアーキテクチャの展開の増加により、この変革が加速し、ADC(application delivery controller)のように複数のネットワークの役割を持った特化型ネットワーキングハードウェアが置換されます。ADCについては、大企業やサービスプロバイダがピークワークロードを処理するオンデマンド容量の拡張のため、すでに仮想(vADC)モデルへの変革が始まっています。この仮想化による変革のあらゆる面に、ソフトウェアの浸透が進んでいます。

3.セキュリティの重要性が大きく高まる:

今日のNew IPネットワーキング環境で運用している企業は、クラウドベースのアプリケーションの需要増大に直面しており、ソーシャル、モバイル、およびビッグデータ施策をサポートする必要があります。しかし、サービス提供の妨害となるようなセキュリティ関連の攻撃や違反が続いており、ネットワークとサービスの信頼性に関する新たな課題が生まれています。New IPネットワーキングソリューションにより企業は、既存インフラの終端部で止まることなく、当初からネットワーク内にまで達するように設計された先進的なセキュリティを展開できます。ネットワーク自体も、迷惑行為を迅速に判別して防止するために、広範囲にわたって警戒を行い、ネットワークへのアクセスだけでなくネットワーク上の行動も追跡することができます。セキュリティサービスを仮想化できますので、企業は必要な場所ならどこにでもセキュリティを分散させ、地理または位置、機能、グループまたは個人、アプリケーションなどごとに、さまざまなレベルにセキュリティをカスタマイズすることができます。

4.DevOpsがさらに大きな役割を果たす:

DevOpsなど、サービスとビジネスニーズが非常によく合致したアジャイルソフトウェア開発手法は、競争力維持の手段として、企業やサービスプロバイダの間で影響や採用率を大きく広げるでしょう。IDCによれば、デジタル変革戦略を実施している企業は、2018年までにソフトウェア開発体制を倍以上に拡大する予定です。従来の厳密な製品開発プロセスの制限なしに業務を行う現場重視型の開発チームを構築し活用している企業は、顧客重視型のイノベーションで大きく優位に立つでしょう。また、開発スピードや、顧客の維持と関係の向上にも有利となるでしょう。

5.ビッグデータと分析がさらに大きく:

データの爆発的増加を活かすことのできる企業は発展し、そのような破壊者(disrupter)の多くが、ビッグデータを使用した分析に基づいて戦略を決定するスタートアップ企業となるでしょう。データがますます膨大になると、さまざまな業界で分析や認知サービスの機会、スキルセットおよび需要も大きく増えます。ビッグデータからリアルタイムにインテリジェンスを引き出す能力は、どのようなビジネスでも明確な競争力となるでしょう。

6.機械学習がスタート:

ビッグデータによって機械学習が可能になり、コンピューティングが飛躍的に進歩しました。ネットワークを通じて生成、伝送、保管した膨大なデータとメタデータに基づいて学習や予測を行うアルゴリズムの出現により、2016年初頭にはデータセンタやネットワークの様相が大きく変わります。この変化はすでに始まっており、顔や声の認識を使用する家電やクラウドサービスが業界に変化を引き起こし、ネットワークセキュリティでは異常検知が不可欠なものとなっています。

7.仮想アーキテクチャを使用する通信事業者の台頭:

顧客ニーズの急激な変化や市場機会への対応を模索していた移動体通信事業者(MNO)は、2016年にSDNやNFVの採用に踏み切るでしょう。遅れをとることによるリスクは日を追うごとに高まり、変化に対応した通信業者やサービスプロバイダは2020年までに、IoT(Internet of Things)エコシステムおよび5Gの競走の勝者となるでしょう。

8.技術者の人材不足が深刻に:

コーディングおよび技術に必要なスキルを持った次世代の人材の数が限られるため、ベンダ、サービスプロバイダおよびユーザー企業が競い合うことになるでしょう。人材不足問題はますます深刻となり、企業は優れた人材を集め、開発し、維持するために、人事戦略と方針を見直す必要に迫られます。技術認定は、最近になってようやく、ネットワーキング分野で重要な役職につくために必須の資格と見なされるようになりましたが、セルフプロビジョニングおよびセルフプログラミングネットワークの出現によりその内容は変化するでしょう。重要なネットワーキング関連の役職には、先進的な分析およびコーディングスキルがますます求められるようになりますが、現在非常に供給が不足しています。

Brocadeについて

Brocade(NASDAQ: BRCD)ネットワーキングソリューションは、世界トップクラスの企業・団体が、アプリケーションと情報がいたるところに存在している世界へと、円滑に変革していく支援を行います。( www.brocade.com )

(c) 2015 Brocade Communications Systems, Inc. All Rights Reserved.

ADX、Brocade、Brocade Assurance、B-wingシンボル、DCX、Fabric OS、HyperEdge、ICX、MLX、MyBrocade、OpenScript、VCS、VDX、Vyattaは、米国およびその他の国で、Brocade Communications Systems, Inc.の登録商標であり、The Effortless NetworkおよびThe On-Demand Data Centerは、商標です。本書に記載された他のブランド、製品またはサービス名は、他社の商標の場合があります。

お問い合わせ先情報
BROCADEメディアお問い合わせ先
Brocadeアジア太平洋地域企業広報
Wendy Lang
電話: +65 6317 2464
wlang@brocade.com

PR会社お問い合わせ先
Havas Worldwide
Tony Tan
電話: +65 6317 6709
tony.tan@havaswwsiren.com

リリース配信代行:
JCN 株式会社
Tel: 03-5791-1821
Email: info@japancorp.net