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2016年11月18日 14時10分

Z-Wave Alliance、すべてのZ-Wave認定IoTデバイスの新しいセキュリティ要件を発表

Z-Waveスマートホーム規格を展開する大手グローバル企業の参加するオープンコンソーシアム、Z-Wave Allianceは、長年にわたる相互運用認定にセキュリティ要件を追加し、主導的立場を強化します。
FREMONT, CA, Nov 18, 2016 - (JCN Newswire) - Z-Waveスマートホーム規格を展開する大手グローバル企業の参加するオープンコンソーシアム、Z-Wave Allianceは、長年にわたる相互運用認定にセキュリティ要件を追加し、主導的立場を強化します。これは、メーカーが業界最高水準のIoTセキュリティを採用するために必要な認証プログラムに関する重要な追加です。アライアンス理事会の票決により、2017年4月2日以降Z-Wave認定を受けるすべての製品に、新しいSecurity 2 (S2)フレームワークが義務化されました。S2のセキュリティ対策機能では、現在市場でもっとも先進的なスマートホーム用デバイスおよびコントローラ、ゲートウェイ、ハブを提供します。

今やIoTは米国国内や世界各国の最新住宅すべてに普及していますが、Z-Wave Allianceでは過去数年間、世界クラスのデバイスセキュリティを開発するため、理事会や加盟企業とともに協業してきました。2016年のIntel Securityアンケート[1]によれば、消費者の3分の2はコネクテッドデバイスのサイバーセキュリティについて懸念しており、人気ブランドが巻き込まれた最近の事件では、業界リーダーシップが強く求められていることが示されました。

「今回、すべてのZ-Wave認定デバイスにS2フレームワーク義務化を決定した背景には、スマートホーム分野において、市場のデバイスのセキュリティとプライバシーに真剣に取り組む業界リーダーシップがより一層求められるようになったことがあります。」と、Z-Wave Alliance事務局長のMitchell Kleinは述べました。「誰もが手をこまねいたままではいられません。消費者の住宅内のIoTデバイスは、可能な限り最高水準であるべきです。行動を起こさないIoTスマートホーム技術業界は取り残されるでしょう。」

Z-WaveのS2フレームワークは、サイバーセキュリティハッキングのエキスパートとともに開発されましたので、これまでにも十分高かったZ-Waveデバイスのセキュリティが、侵入不可能なレベルにまで向上しました。S2は住宅内デバイスとのローカル通信や、クラウド機能とのハブまたはゲートウェイ通信のセキュリティを保つことで、デバイスがネットワーク内にある間にハッキングされるリスクも解消します。また、デバイス上のQRまたはPINコードを使用することで、デバイスはネットワークに一意的に認証されます。S2フレームワークでは、中間攻撃やブルートフォースなどのよくあるハッキングは、業界で広く採用されているECDH (Elliptic Curve Diffie-Hellman)を使用したセキュアな鍵交換の実装によってほぼ無力となります。さらにZ-Waveではクラウド通信を強化し、セキュアなTLS 1.1トンネルによって、すべてのZ-Wave over IP (Z/IP)トラフィックのトンネリングを可能にし、脆弱性を解消しました。

ヨーロッパ、米国およびアジアにあるサードパーティのテスト施設は、当初2005年にZ-Waveデバイスのテストと認定のために設立されましたが、Z-Waveの技術認定プログラムの変更後は、これらの施設でコマンドクラスの規則を含むすべてのS2セキュリティソリューション、タイマー、およびデバイスタイプが正しく実装されているかのチェックを行います。

Z-Wave Allianceについて詳しくは、 http://z-wavealliance.org をご覧ください。Z-Wave Allianceの最新情報については、Facebook、TwitterおよびLinkedInをフォローしてください。

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Z-Waveについて詳しくは、 http://z-wave.sigmadesigns.com/ をご覧ください。

Z-Waveについて

Z-Wave(R)技術はオープンで国際的に評価の高いITU規格です(G.9959)。これは現在市場をリードしている無線ホームコントロール技術で、世界で1500種以上の相互運用可能な認定製品があります。この規格の代表団体はZ-Wave Allianceで、世界375社以上の企業によりサポートされており、防犯やホームセキュリティ、エネルギー、ホスピタリティ、オフィス、小規模商用機器などのスマートリビングソリューションのキーイネーブラとなっています。

Z-Wave(R)は、米国および他の国で、Sigma Designs (NASDAQ: SIGM)と子会社の登録商標です。

Z-Wave Allianceについて

2005年1月に設立されたZ-Wave Allianceは、ホームテクノロジ分野の大手企業で構成されるコンソーシアムで、Z-Waveを無線ホームコントロール製品規格として確立するために尽力しています。主要メンバー企業には、ADT、FAKRO、Ingersoll Rand Nexia Intelligence、Jasco Products、LG Uplus、Nortek Security & Control SmartThings、Sigma Designsなどがあります。Z-Wave Allianceメンバー企業は、ホームコントロール市場の主要企業として、快適性、利便性、省エネルギー、安全性、およびセキュリティの向上に役立つ最先端の製品とシステムを提供しています。

将来予想に関する記述(Forward Looking Statements)

このプレスリリースには、1933年の米国証券法第27条A項と、1934年の米国証券取引法第21条E項の意義の範囲内で、将来予想に関する記述(forward-looking statement)が含まれています。これには、特にデバイスへのセキュリティ機能の新規追加など、Z-Wave製品のメリットについての記述が含まれます。実際の結果は、次のようなさまざまな要因によって大幅に変わる場合がありますが、それに限定されるものではありません。関連地域における消費者およびお客様の、Z-Wave製品ラインに対する受容度と、Z-Waveと新規および改善機能が市場で他の技術や製品と競争する能力(該当する場合)。書式10-Qで作られた報告書など当社が米国証券取引委員会に提出した報告書に、適宜詳述されている他のリスク。これらの将来予想に関する記述は、この文書の日付時点の情報のみを記載していますので、お読みになる際は過大な信頼を置かないようにご注意ください。この文書の日付以降の出来事や状況の結果として、または不測の事態の発生を反映するために、これらの将来予想に関する記述の改訂が行われた場合でも、当社はそれを公表または開示する義務を負いません。

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[1] http://intel.ly/1RMfO0H

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