AEROPRES

2012年11月06日 13時46分

流通BMS対応の受注業務支援パッケージ「Biware らくらく受注 Pro」を販売開始

コンピューターソフトウェア開発の専門会社、株式会社インターコム(本社:東京都台東区、代表取締役社長:高橋 啓介)は、流通業のオンライン電子データ交換(Electronic Data Interchange:EDI)業務を支援する、流通BMSに対応した、中小規模の卸・メーカー向け受注業務支援パッケージ 「商品名 : Biware らくらく受注 Pro (バイウェア ラクラクジュチュウ プロ)」 を新開発しました。2012年11月下旬より販売開始します。
「Biware らくらく受注 Pro」 は、EDIでの受注業務に必要な様々な機能を搭載しました。流通BMSの取引業務に特化し、流通BMSで定めたメッセージの作成、インターネットを使ったJX手順によるメッセージの送受信ができます。ピッキングリスト(出荷物の集品指示書)をはじめとした各種業務伝票の作成ができます。さらにデータ変換機能を備え、外部システムとの連携もできます。
また操作画面は、受注業務の流れに沿って処理できるよう工夫されており、PC操作に不慣れな方にも日々の取引業務を迷うことなく進めることができます。今までEDIを導入していなかった卸・メーカーの受注担当者が安心して利用できます。

昨年5月に経済産業省の支援の下に発足した製・配・販連携協議会では、「流通BMS導入宣言」が発表されました。60社以上に上る参加企業の間で、流通BMSの導入拡大と積極的な情報公開に努めることが約束されています。例えばイオングループでは、2012年末までにすべての取引先を流通BMSに切り替えることを公表しています。イオングループの取引先となる卸・メーカーは、流通BMS対応システムの導入を今まさに急ピッチで進めています。他の小売でも本格的な導入が見込まれており、本商品のような流通BMS対応の受注業務アプリケーションに高い需要が期待できます。

本商品の特長は次の通りです。

(1)複数の得意先(小売)との取引データを一元管理。様々なピッキングリストの作成に対応するなど、業務に役立つ帳票機能を搭載。
(2)専用伝票など、得意先独自のデータ仕様を補完プログラムとして提供。得意先の追加に対し、柔軟な対応が可能。
(3)本社・営業所・倉庫など、複数拠点での共同運用に対応。併せて、担当者ごとに業務範囲を指定することが可能。

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■「Biware らくらく受注 Pro」の特長

□特長1: 複数の得意先との取引データを一元管理。様々なピッキングリストの作成に対応するなど、業務に役立つ帳票機能を搭載。
小売主導で開発した受注業務アプリケーションの場合、当然ながら、他の得意先(小売)との取引は考慮されていません。一方、卸・メーカー側の視点で開発した「Biware らくらく受注 Pro」では、複数の得意先との取引を前提にしており、すべての取引データを同一のデータベースで管理しています。
そのためすべての注文に対して、アイテム単位や出荷先単位のピッキングリストを作成したり、各種業務伝票や一覧表を作成したりと様々なリストの作成が可能です。

□特長2: 専用伝票など、得意先独自のデータ仕様を補完プログラムとして提供。得意先の追加に対し、柔軟な対応が可能。
流通BMSは業界で統一されたメッセージですが、専用伝票など細かな設定について得意先(小売)ごとに独自の仕様が存在する場合があります。「Biware らくらく受注 Pro」では、この得意先独自のデータ仕様に対応する補完プログラム(得意先アダプター)をオプションで提供します。本商品のユーザーである卸・メーカーは、新たな得意先を追加する場合に、都度新たな受注業務アプリケーションを購入する必要はありません。本商品を使用して、すべての取引先に対し、同じ操作画面で受注業務を行えます。
なお本商品では、流通BMSで受注業務を行うための標準的な機能を搭載しています。そのため、得意先に独自のデータ仕様がない場合、得意先アダプターを購入することなく新たな得意先の追加ができます。

□特長3: 本社・営業所・倉庫など、複数拠点での共同運用に対応。併せて、担当者ごとに業務範囲を指定することが可能。
「Biware らくらく受注 Pro」では、1台のPCで業務を進める「Standard」と、複数のPCで業務を進める「Advance」の2種類をラインアップしています。「Advance」では、本社や倉庫など各拠点のPCに「Biware らくらく受注 Pro」を導入して業務を進めることができるので、組織の受注体制に応じた柔軟な運用が可能です。
さらに、例えば倉庫内の出荷担当は出荷業務のみ、本社の経理担当は会計業務のみというように、担当者ごとに操作できる業務や、担当する得意先(小売)のデータを指定した上で運用することが可能です。


■「Biware らくらく受注 Pro」の概要

□商品名
Biware らくらく受注 Pro (バイウェア ラクラクジュチュウ プロ)


□販売開始日
2012年11月下旬


□ラインアップと価格
※得意先アダプターやAdvanceの追加クライアントなど、オプションライセンスについてはお問い合わせください。

(1)Biware らくらく受注 Pro Advance : 362,250円 (税込)
※サーバー/クライアントの形態でご利用いただける商品です。PC 5台分のライセンスが付属しています。
※アプリケーション本体+保守サポートサービス(1年)のセット商品です。

(2)Biware らくらく受注 Pro Standard : 241,500円 (税込)
※1台のPCでのみご利用いただける商品です。
※アプリケーション本体+保守サポートサービス(1年)のセット商品です。

(3)Biware らくらく受注Pro Advance サポートサービス : 47,250円 (税込)
※(1)のサポートサービス期間終了後に、保守サポートサービスを継続利用(1年)する上でご購入いただく商品です。

(4)Biware らくらく受注Pro Standard サポートサービス : 31,500円 (税込)
※(2)のサポートサービス期間終了後に、保守サポートサービスを継続利用(1年)する上でご購入いただく商品です。


□商品情報サイト
http://www.intercom.co.jp/biware/rakuraku/


□ニュースリリース
http://www.intercom.co.jp/press/news/2012/1106_rakuraku.html


□商品画像データ
http://www.intercom.co.jp/press/imgdata/

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■「Biware シリーズ」 について
シリーズ累計で21万本以上の販売実績を誇るEDIシステム構築支援パッケージです。インターネットEDI手順(EDIINT AS2、ebXML MS、JX手順)から従来型EDI手順(JCA手順、全銀手順、全銀TCP/IP手順、BSC手順)まで、各種通信手順に対応する商品をラインアップしています。さらに流通BMSを始めとするメッセージ相互変換、外出先から遠隔操作で素早い対応を可能にする運用管理など、EDIシステム全体を管理する機能も併せて搭載しています。
※BiwareシリーズWebサイト http://www.intercom.co.jp/biware/


■株式会社インターコムの会社概要
□設立: 1982年6月8日
□代表取締役社長: 高橋啓介
□資本金: 8,400万円
□本社所在地: 〒110-8654 東京都台東区台東1-3-5 反町ビル
□TEL: 03-3839-6231 (代表)
□URL: http://www.intercom.co.jp/
□事業内容: 1982年の創業以来、パソコン向け通信ソフトウェア専門の研究開発型カンパニーとして、「まいと~く」 「FALCON」 「Biware」など数々の商品を生み出し、今日ではパソコン業界を通して “通信のインターコム” との評価をいただくほどになりました。近年では、企業、学校、コンシューマー向けに、通信(レガシー/インターネット)、セキュリティ、ユーティリティ関連のソフトウェア・ハードウェアソリューションの研究開発・販売、ECショップ運営などを行っております。

★株式会社インターコムは、2012年6月8日(金)をもって設立30周年を迎えました。これもひとえに皆様のご支援の賜物と心より御礼申し上げます。“商品とサービスを通して、お客様に夢と感動を提供する” の企業理念をあらためて胸に刻み、今後とも全社員一丸となって取り組む所存でございます。引き続き、倍旧のお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。

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■「Biware らくらく受注 Pro」 に関する問い合わせ先
株式会社インターコム
営業本部 東日本営業部 法人営業グループ
TEL: 03-3839- 6240
お問い合わせフォーム:
http://www.intercom.co.jp/contact/rakuraku/product.html


■本ニュースリリースに関する問い合わせ先
株式会社インターコム
営業本部 マーケティング部 広報宣伝グループ 山中 弘重、澤田 季治
TEL: 03-3839-6775