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2012年11月14日 12時42分

OKI、金融機関向け「EXaaS(TM) ATM電子化ジャーナル保管サービス」を提供開始―クラウドでATMジャーナルデータを一括管理、運用や情報漏えいのリスクを軽減

OKIはこのたび、クラウドサービス「EXaaS(TM)」の新たなメニューとして、金融機関向けにATM(現金自動預け払い機)のジャーナルデータ(ATMにおける取引履歴などのデータ)の収集・管理をクラウド基盤で実施するサービス「EXaaS ATM電子化ジャーナル保管サービス」の提供を2012年12月より開始します。
Tokyo, 2012年11月14日 11時25分 - (JCN Newswire) - OKIはこのたび、クラウドサービス「EXaaS(TM)」の新たなメニューとして、金融機関向けにATM(現金自動預け払い機)のジャーナルデータ(ATMにおける取引履歴などのデータ)の収集・管理をクラウド基盤で実施するサービス「EXaaS ATM電子化ジャーナル保管サービス」の提供を2012年12月より開始します。

OKIは、これまで金融機関を対象に、ATMのジャーナルデータを電子化し一括で管理する「ATM電子化ジャーナルオンライン保管システム」をご提供してまいりましたが、自社のシステムとして導入・管理を行うお客様が増える一方で「短期間でのシステム導入」や「自社でシステム導入・管理をおこなわず、手軽に実現したい」という声がありました。

このたび、ご提供を開始する「EXaaS ATM電子化ジャーナル保管サービス」は、従来提供してきた「ATM電子化ジャーナルオンライン保管システム」をEXaaSクラウド基盤で、共同利用型のサービスとしてご提供します。導入された金融機関では、営業店のオペレーショナルリスクやATM盗難や災害などによる個人情報の漏洩・データ消失リスクが軽減されます。さらにはお客様や当局からの照会への迅速なデータ提出、運用コストの低減、などといった従来からのシステム導入によるメリットに加え、クラウド基盤利用のメリットである月額料金でのサービス利用や短期間でのサービス導入が可能となります。

保管後の電子化ジャーナルデータの検索・データ提出対応などの運用業務は、金融機関のATM監視業務などの業務代行サービスを行っている、OKIグループの日本ビジネスオペレーションズ株式会社(JBO)にて受託代行することも可能です。

今後、OKIは多くの金融機関にATMを納入してきたトップベンダーとしてのノウハウを活用し、今後もサービスを拡充してまいります。

【販売計画】
月額料金: 個別見積もり
提供開始時期: 2012年12月
販売目標: 2015年度までに20ユーザー

【「EXaaS ATM電子化ジャーナル保管サービス」の特長】

1. EXaaSクラウド基盤でのサービス提供
本サービスはクラウド基盤EXaaSでご提供するサービスです。
短期間、低コストでの導入が可能で、月額料金でご利用いただけます。

2. 電子化ジャーナルデータの自動収集・保管・管理
ATMの電子ジャーナル収集はATMごとに詳細なスケジューリングが可能であり、ATMの運用に即した収集・保管管理が可能です。また、保管データのバックアップやATMマスタ情報のメンテナンスもサービスとしてご提供いたしますので、お客様はシステム運用に手を煩わされません。

3. 電子化ジャーナルデータの検索・参照
本サービスでは、データの検索、照会や対象データの提出対応などをJBOにて業務代行することが可能です。このことによりお客様は各所からの問い合わせ対応、データ提出対応などの業務負荷を軽減することが可能です。また、本サービスで提供する照会端末でお客様自身による検索・参照も可能です。検索は口座番号、店番、機番、日時などをキーとし、対象データを表示します。

4. セキュリティ対策
ATMおよびクラウド基盤で保管されているジャーナルデータは暗号化されています。ジャーナル収集のためにネットワークを流れるデータについても暗号化されているので、セキュリティも万全です。また、クラウド基盤で管理されているジャーナルを検索・参照するオペレータのアカウントの管理や、そのオペレータの操作履歴(ジャーナルの参照履歴、印刷履歴)も管理できます。

【「EXaaS ATM電子化ジャーナル保管サービス」のサービスメニュー】

基本サービス
1. ジャーナル収集・保管サービス: 各営業店、店舗外ATMからジャーナルデータを収集しクラウド基盤EXaaSにて保管管理します。

2. ATMマスタ情報メンテナンス: 各営業店、店舗外ATM増設、更改、撤去に伴う、電子化ジャーナルサーバー中のATM構成情報(マスタ情報)をメンテナンスします。

3. ジャーナル収集状況確認サービス: 各営業店、店舗外へのATM設置時、あるいは既設ATMへのパッケージプログラム適用時に、収集状況の確認を行います。

4. ATM撤去時の当日データ収集サービス: 現地ATM撤去前に撤去作業直前までのジャーナルデータを手動でサーバーに収集します。

5. 現地個別収集ジャーナルのサーバーへのインポートサービス: ATM撤去作業時にATMから直接収集したジャーナルデータをサーバーにインポート(収容)します。

6. 月次レポートサービス: サービスの状況を月次で報告します。

オプションサービス
1. ジャーナル検索サービス: ジャーナルデータ検索業務を受託代行するサービスです。
2. ジャーナル保管延長サービス: 基本サービスではジャーナル保管期間は1年ですが、ご希望により保管期間の延長が可能です。
3. バックアップテープ保管サービス: ジャーナルデータ格納済みのバックアップテープ(正・副)をセキュリティルームに保管します。
4. バックアップテープのリストアサービス: 保管期間を超えたジャーナルデータの検索を行う場合に、バックアップテープからの復元を行います。
5. バックアップテープの遠隔地保管サービス: バックアップテープ(正・副)を遠隔地保管します。

【「EXaaS」について】

「EXaaS」は、従来のクラウドサービスに加え、導入支援コンサル/開発/調達・構築/運用サポートまでカバーし、トータルなITライフサイクルマネージメントを行う、OKIのクラウドサービスのブランドです。「なんでも as a Service」として、お客様の求める形でサービスを提供いたします。
紹介サイト: http://www.oki.com/jp/cloud/

概要: 沖電気工業株式会社

OKIは米国でグラハム・ベルが電話機を発明したわずか5年後の1881年に創業した、日本で最初に電話機を製造した情報通信機器メーカーです。先見性と勇気をもって果敢に挑戦・行動するという、創業以来の「進取の精神」を連綿と受け継ぎ、ブランドスローガン「Open up your dreams」のもと事業展開しています。現在、「金融システム」「通信システム」「情報システム」「プリンタ」「電子部品・モジュール他」の5つの分野において、OKIグループは社会の発展に寄与する最先端技術の商品・サービスをお客様にお届けし、世界の人々の快適で豊かな生活の実現に貢献しています。詳細はこちらからご覧ください。 http://www.oki.com/jp/

お問合せ先:

本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
広報部 永野
電話: 03-3501-3835
e-mail: press@oki.com

本件に関するお客様からのお問い合わせ先
ソリューション&サービス事業本部 ビジネスプロセスサービス事業部
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