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2013年02月04日 18時27分

東芝 : 組込みマイコン向け高速フラッシュメモリ NANO FLASH(TM)-100 を開発

東芝は、組込みマイコンに搭載する当社独自のフラッシュメモリ NANO FLASH(TM) をベースに、従来に比べてさらに高速アクセスを実現した NANO FLASH(TM)-100 を開発しました。
東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 東芝は、組込みマイコンに搭載する当社独自のフラッシュメモリ NANO FLASH(TM) をベースに、従来に比べてさらに高速アクセスを実現した NANO FLASH(TM)-100 を開発しました。

開発の背景
近年の組込みマイコンにおいては、高機能化と高速化にともない、内蔵するフラッシュメモリのアクセス速度がパフォーマンスに影響するようになってきました。当社では、独自にNAND型フラッシュメモリのセルデバイス技術をベースとした高速書き換えと、NOR型フラッシュメモリの回路技術をベースとした高速ランダムアクセスの2つの特長を融合したNANO FLASH(TM) を開発し、オリジナルコアマイコンをはじめ、ARMコア搭載マイコンまで幅広く利用してきましたが、今般、ARMコア搭載マイコンの急速な普及により、さらなる高速化や大容量メモリ搭載のニーズが高まっています。

特長
今回開発した、NANO FLASH(TM)-100 は、業界トップクラス注1の100MHz動作クロック時のランダムアクセスでゼロウェイトを実現しています。この結果、ARMコア搭載マイコンなどで高速・大容量メモリが必要なアプリケーションにおいては、コアの持つ高いコード密度とすぐれたパフォーマンスを存分に発揮することができます。さらに、NANO FLASH(TM) が持つ超低消費電力技術と相まって、高速かつ低消費電力といったアプリケーションのニーズに幅広く対応可能なマイコン製品の開発が可能となります。

NANO FLASH(TM)-100 を搭載した製品は、TMPM440F10XBG注2を第一弾として、ARMコア搭載製品を中心に順次展開していきます。
当社は、今後も組込みマイコン向けフラッシュメモリの技術開発を進め、さまざまなニーズに応える製品開発に積極的に取り組んでいきます。

注1: 組込みマイコン用内蔵フラッシュメモリにおいて。2013年1月、東芝調べ。
注2: 英ARM社の「Cortex(TM)-M4」を採用した汎用マイコンの発売について
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2012_09/pr_j1301.htm
注3: ARMおよびCortexはARM LimitedのEUおよびその他の国における商標もしくは登録商標です。
注4: NANO FLASHは、株式会社東芝の登録商標です。


連絡先
本資料に関するお問い合わせ先:
株式会社 東芝
セミコンダクター&ストレージ社
高畑浩二
Tel:03-3457-3405
e-mail: semicon-NR-mailbox@ml.toshiba.co.jp


パーマリンク:http://www.businesswire.com/news/home/20130204005585/ja

英語文:http://www.businesswire.com/news/home/20130204005583/en