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2013年03月21日 12時06分

OKI、インテル(R)Itanium(R)プロセッサーを搭載した「OKITAC(R)9000 シリーズ」の5機種を新発売

OKIは、このたび基幹IA-64サーバー「OKITAC(R)9000シリーズ」に最新のインテル(R)Itanium(R)プロセッサー9500番台を搭載した新商品5機種をラインアップに追加し、本日より販売開始します。出荷は2013年4月下旬より順次開始します。
Tokyo, 2013年3月21日 11時15分 - (JCN Newswire) - OKIは、このたび基幹IA-64サーバー(注1)「OKITAC(R)9000シリーズ」に最新のインテル(R)Itanium(R)プロセッサー9500番台を搭載した新商品5機種をラインアップに追加し、本日より販売開始します。出荷は2013年4月下旬より順次開始します。

「OKITAC9000」の新商品は、ミッションクリティカルなシステムのあらゆる場面に対応できるラインアップとして、「Cell Blade 900s i4」搭載ハイエンドサーバー「OKITAC9000 superdome2」、ブレード型サーバー「OKITAC9000 BL890ci4/OKITAC9000 BL870ci4/OKITAC9000 BL860ci4」の3モデル、さらにラックマウント型エントリーサーバー「OKIATC9000 RX2800i4」の5モデルを取り揃えています。

企業におけるサーバーシステムは、システム統合などで処理やデータ規模が増大し、サーバーに対しての信頼性、性能への要求はますます高まっています。また、電力環境に対してもより厳しい要求が増えています。

「OKITAC9000シリーズ」の新商品5機種は、インテルItaniumプロセッサー9500番台の搭載により1プロセッサーあたりのコア数が8コアに増え、従来のインテルItaniumプロセッサー9300番台に比べて、最大約3倍に性能が向上しました。加えてI/O、メモリのエラー訂正機能の向上により、信頼性も強化しました。また、OSレベルでのエラー処理をすることにより、メインフレームに迫るシステムの安定稼動を実現しています。さらに低電圧メモリの採用ときめ細かい電力制御機能により最大21%の低消費電力化を実現しています。

「OKITAC9000 superdome2」は、iCAP(注2)の採用によりCPU、メモリを動的に変更でき、システムに対する環境変化に柔軟・迅速に対応できます。「OKITAC9000 BL890ci4/BL870ci4/BL860ci4」は、2CPU搭載の筐体をつなげることで、エントリーサーバーからミッドレンジサーバーに容易にスケールアップが可能です。「BL870ci4/BL890ci4」は、nPar(注3)に対応しており、より最適なシステム環境を提供します。また、仮想化ソフトウェア「HP-UX vPars and Integrity VM v6.1.5」が全モデル対応したことにより、最適なパーティショニング構成が可能となり、サーバー資産を無駄なく効率よく運用することができます。さらに、一部のソフトウェアライセンス費用を抑える効果も期待できます。

OKIは、企業のお客様向けに、最新の技術を採用し、高い性能と信頼性を備えたシステムを提供し、ミッションクリティカルな市場向けに本商品を積極的に販売していきます。

【販売計画】

標準価格(税込):
OKITAC9000 superdome2: 30,767,100円
OKITAC9000 BL890ci4: 22,709,400円
OKITAC9000 BL870ci4: 9,235,800円
OKITAC9000 BL860ci4: 2,043,300円
OKITAC9000 RX2800i4: 2,037,000円
※OS HP-UX11iv3 Base-OEを含む最小構成

出荷時期: 2013年4月下旬より順次
販売目標: 「OKITAC9000シリーズ」全体で年間600台

【主な特長】

1.OKITAC90000 superdome2

メインフレームに迫る高可用性を誇るハイエンドサーバー。最大32プロセッサー256コアまで拡張できます。命令実効中のエラーを検知して、再実行をする機能を搭載し、可用性の向上を実現しています。物理パーティショニングnPar(注3)、論理パーテョショニングvPars(注4)にも対応し、iCAPを利用すれば1コアのサーバーから構成することができ、あらゆる性能要求、運用に対応できます。サーバー統合に最適なサーバーです。

2.OKITAC9000 BL890ci4/BL870ci4/BL860ci4

ブレードタイプのサーバー。BL860ci4をアップグレードすることにより、「BL870ci4/BL890ci4」に拡張でき、1プロセッサー4コアから8プロセッサー64コアまで拡張できます。全ブレードサーバーが、論理パーティショングvParsに対応しています。「BL890ci4/BL870ci4」は、さらに2プロセッサー単位で物理パーティショニングnParにも対応しておりますので、1台のサーバーを独立した複数のシステムとして使用することができます。

3.OKITAC9000 RX2800i4

高さ2ユニットの筐体で最大2プロセッサー16コアまで拡張でき、PCI-Expressカードを最大6枚搭載でき、小規模システムから中規模システムに最適です。筐体はラックマウント型、タワー型として利用できますので、あらゆる設置環境に対応します。

【用語解説】
注1: IA-64サーバー
Intel社とHewlett Packard社が共同開発した64bitマイクロプロセッサーItaniumを搭載したサーバー。
注2: iCAP(Instant Capacity)
セルボード、CPU、メモリーのハードウェアと使用権を分離して、システムの状況に合わせて使用権を動的に移動、追加する機能を提供するソフトウェア製品。
注3: nPar(nPartitions)
セルボード単位または2プロセッサー搭載の筐体単位で、電気的に分割する物理パーティショニング。
注4: vPars(Virtual Partitions)
CPUのコア単位で、論理的に分割する論理パーティショニング。

【「OKITAC9000 シリーズ」の仕様】
http://www.oki.com/jp/server/O9000/okitac9000_index.html

概要: 沖電気工業株式会社

OKIは米国でグラハム・ベルが電話機を発明したわずか5年後の1881年に創業した、日本で最初に電話機を製造した情報通信機器メーカーです。先見性と勇気をもって果敢に挑戦・行動するという、創業以来の「進取の精神」を連綿と受け継ぎ、ブランドスローガン「Open up your dreams」のもと事業展開しています。現在、「金融システム」「通信システム」「情報システム」「プリンタ」「電子部品・モジュール他」の5つの分野において、OKIグループは社会の発展に寄与する最先端技術の商品・サービスをお客様にお届けし、世界の人々の快適で豊かな生活の実現に貢献しています。詳細はこちらからご覧ください。 http://www.oki.com/jp/

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