AEROPRES

2013年07月03日 19時46分

AKB48が剥皮寮と龍山寺でカルチャーショック体験

北投の酒家料理と那◎西(流し)は新鮮で懐かしい
Taipei, Taiwan, 2013年7月3日 - (JCN Newswire) - 旅番組「AKB48の悠遊台北」の7月2日の撮影は、早朝6時から始まった。3人は剥皮寮と龍山寺でロケを行ない、番組制作の記者会見に出て、その後は西門町で番組の撮影を続け、夜はさらに北投へ移動して仕事を続けた。

剥皮寮は、清の時代には○■と他の町とを結ぶ主要な通りであったが、日本統治時代に学校予定地とされて新たな建設が禁じられたため、清代の古い町並みが残されている。最近は、映画「○■(邦題:モンガに散る)」のロケ地となったことで、多くの人がここを訪れるようになった。今回、AKB48の3人は、それぞれこの町に似合う姿に変身して楽しんだ。片山陽加は村娘に変身、菊地あやかはチャイナドレスの貴婦人になり、阿部マリアは映画の情景を模倣してチンピラ風に変身。台北市▲口とけんそん(※)(戦後に中国大陸から移住してきた人々が暮らした地域)がぶつかりあって生まれた特有の文化を体験した。その後は龍山寺に行き、敬虔な信者たちが真剣に祈りを捧げる姿に感銘を受け、彼女たちも同じように線香を持って祈った。

7月2日の夕方に西門町での撮影を終えた後は、友人である夏如芝と杜詩梅に案内されて北投へ酒家料理を食べに行った。AKB48の3人は、普通のレストランの料理だと思っていたが、ここが日本統治時代に日本の政財界の要人やお金持ちが好んで集まった場所で、そこから特殊な「酒家料理」文化が形成されたことを知り、新鮮な中に懐かしさを感じて興味を持った。片山陽加は、日本に帰ったら友達に、「台北に行ったら必ず酒家料理を食べて!」と推薦したいと語った。

北投と言えば、那◎西(日本の「流し」の当て字/お客のリクエストで曲を演奏するバンド)を呼ばないわけにはいかない。北投で最も有名な那◎西グループ「台湾北投阿郎那◎西楽団」が現われると、AKB48の3人はすぐに彼らのファンになり、一緒に歌を口ずさんでリズムを取る。自分たちで曲をリクエストするが、双方の年齢差が大きいため彼らは日本の最近のポップスは演奏できない。だが楽団も準備をしていて、坂本九の「上を向いて歩こう」を演奏するとAKB48の3人は楽しそうに歌い、まるでコンサートのように盛りあがった。

http://bit.ly/10z06jo
写真説明:AKB48の3人は剥皮寮で変身した。片山陽加(左は)村娘、菊地あやか(中央)はチャイナドレスの貴婦人、阿部マリア(右)はキュートなチンピラ風に変身した。

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【編注】◎は「上」の下に「ト」、○は舟偏に「孟」、■は舟偏に「甲」、▲はまだれに「朝」、※原文は漢字表記、●は人偏に「分」