2012年05月31日 15時33分
ネットワーク安定化、パフォーマンス分析を支援する小型ネットワークアナライザの新製品
「NIKSUN IntelliNetVCR-320Hモデル」を2012年6月1日より提供開始します。
2012年5月31日
ネットワーク安定化、パフォーマンス分析を支援する小型ネットワークアナライザ
「NIKSUN IntelliNetVCR-320Hモデル」を提供開始
SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:中井戸信英、以下SCSK)は、NIKSUN,Inc.(本社:米国ニュージャージー州、CEO:Dr.Parag Pruthi)と共同で、ネットワークエンジニア向け小型ネットワークアナライザ「NIKSUN IntelliNetVCR(TM)シリーズ」(ニクサン インテリネットブイシーアール)の最新モデル「NIKSUN IntelliNetVCR-320Hモデル」を6月1日より提供開始いたします。
1.背景
近年、ネットワークの高速化や通信データの大容量化でネットワーク上を流れる情報量が増大し、帯域の逼迫やネットワーク障害といった課題に対して、ネットワークの可視化や安定運用を可能とする製品へのニーズが高まっています。
「NIKSUN IntelliNetVCR(TM)シリーズ」は、ギガビットネットワークの通信記録に対応した可搬型ネットワーク分析製品で、高度なネットワークモニタリング機能、トラフィック分析機能を持ち、ネットワーク運用管理者やインテグレーターからの要求に的確に応えてまいりました。2011年10月のシリーズ発売開始以来、さまざまな業種のお客様に導入いただいており、「どこでも持ち運び可能なためトラブルシューティング作業にいちはやく着手できた」「あらかじめ被疑箇所にしかけておくことで、規則性のない間欠障害にも対応できるようになった」など、ご好評の声を数多くいただいております。
このたび提供を開始する最新モデル「NIKSUN IntelliNetVCR-320Hモデル」は、これまでの機能に加え、最新のハードウェアを採用することによるシステムパフォーマンスの向上とともに、ハードディスク容量の拡張により高速ネットワーク環境にも対応し、長期間のネットワーク状況の把握・分析に高い効果を発揮します。
2.製品の特長
ネットワーク分析やトラブルシューティングにおいて、パソコン上で動作する従来のソフトウェアベースのLANアナライザは、可搬性には優れていますが、長期間の安定した連続キャプチャ、過去にさかのぼっての異常通信の特定・分析といった用途には適していませんでした。
「NIKSUN IntelliNetVCR(TM)シリーズ」は、常時連続稼働可能な安定性、豊富なトラフィック分析機能を備え、ネットワークの可視化および安定運用を強力にサポートします。
「NIKSUN IntelliNetVCR-320Hモデル」の特長
・ハードディスク容量を500ギガバイトへ拡張することで高速ネットワーク環境にも対応するとともに、より長期間のネットワーク状況の把握・分析を実現
・旧モデルと比較して消費電力を3分の2に軽減
・オフィス環境でも利用可能な静音
「NIKSUN IntelliNetVCR(TM)シリーズ」共通仕様
・持ち運びしやすい小型・軽量サイズ
・ギガビットネットワークの安定した連続キャプチャを実現
・ボタンひとつでキャプチャの開始/停止が容易に可能
・ブラウザベース(Adobe Flash Player対応)でのシンプルな操作を実現
・統計情報により、過去も含めた長期間の通信をシームレスに解析可能
・間欠障害、バーストトラフィックなどのトラブル要因も可視化
・IPアドレス、アプリケーションごとにネットワークを見える化
・独自のデータベース技術による高速なグラフ表示
・外部バックアップ機能により、パケットデータの長期保存が可能
3.「NIKSUN IntelliNetVCR-320Hモデル」本体情報
寸法:230mm(W)×44mm(H)×133mm(D)
重量:1.9Kg
電源:100-240V 1.4A (ACアダプタ)
キャプチャI/F:100/1000Base-TX 1ポート
管理用I/F:100/1000Base-TX 1ポート
4.提供開始日
2012年6月1日(金)
5.販売価格
「NIKSUN IntelliNetVCR-320Hモデル(500ギガバイト仕様)」
国内希望小売価格:148.8万円(税別)
※別途、分析用パソコン(WindowsPC)としてノートパソコンをご用意ください。
6.販売目標
今後1年間で2億円
SCSKでは、通信事業者、データセンター事業者、セキュリティ事業者、官公庁、金融機関、電子商取引(EC)事業者などを中心に、一般の企業を含め販売を強化してまいります。
「INTEROP TOKYO 2012」への出展
2012年6月13日(水)から開催される「INTEROP TOKYO 2012」のSCSKブース(会場:幕張メッセ 東5ホール 小間番号5W-21)において、本製品の実機を展示いたします。
NIKSUN, Inc.について
NIKSUN社は、ブランチオフィスからコアインフラネットワークにおけるネットワークパフォーマンスマネジメントソリューションおよびセキュリティ監視で社会に認められた世界的なリーダーです。
NIKSUN社製品が提供するネットワーク分析や障害対策機能は、前例のない柔軟な対応で企業へ安心を提供します。同社の特許を受けたリアルタイム解析と通信記録技術は、企業、サービスプロバイダ、政府、官公庁に、信頼できるネットワークインフラとサービスを提供することを可能にします。
NIKSUN社は、米国ニュージャージー州に本部を置き、米国、ヨーロッパとアジア太平洋を通した主要都市で販売代理店を持っています。日本国内に関しては、SCSKがディストリビュータとして、機器販売、導入設計、トレーニングから保守サポートまでトータルでサービスをご提供してまいります。
http://www.niksun.com/
本件に関するお問い合わせ先
【製品に関するお問合せ】
SCSK株式会社
プラットフォームソリューション事業部門
ITエンジニアリング事業本部 エンジニアリングソリューション第1部
電話:03-5859-3034
E-mail:niksun-info@ml.scsk.jp
【報道機関お問合わせ先】
SCSK株式会社
広報部 栗岡
電話:03-5166-1150
※掲載されている製品名、会社名、サービス名はすべて各社の商標または登録商標です。