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2013年10月09日 12時57分

OKI、ETCを使った来店者情報共有システムで店舗のCS向上を支援

OKIは、このたびメルセデス・ベンツの正規販売店である、メルセデス・ベンツ墨田(株式会社シュテルン墨田)へ、ETC車載器やDSRC車載器を使ってお客様情報を店舗内にスムーズに展開する「DSRC来店検知システム」を納入しました。
Tokyo, 2013年10月9日 11時30分 - (JCN Newswire) - OKIは、このたびメルセデス・ベンツの正規販売店である、メルセデス・ベンツ墨田(株式会社シュテルン墨田)へ、ETC車載器やDSRC車載器を使ってお客様情報を店舗内にスムーズに展開する「DSRC※1来店検知システム」を納入しました。メルセデス・ベンツ墨田では、本システムを用いた店舗内各スタッフ(サービス、セールス、ショールーム、メカニック)間での情報共有のスピードアップとお客様来店時受付対応の迅速化により、部門連携の強化・顧客満足度の向上を図ります。

今回納入したOKIの「DSRC来店検知システム」は、車両に搭載されたDSRC対応車載器や従来のETC車載器と、店舗内に設置したDSRC無線装置が通信した情報を、店舗にある顧客データーベースと関連付けします。この関連付けされたお客様情報は、瞬時に各部門のスタッフの端末上に表示され、お客様の来店や、来店予約時の申し送り事項などの情報共有を実現します。これにより、来店したお客様を待たせることなく、車両の引き取りや、ショールームへの誘導などスピーディーかつタイムリーに部門連携を行うことが可能となり、顧客満足度向上が図れます。

メルセデス・ベンツ墨田では従来、お客様の車での来店時、車両ナンバーを目視確認し、車両管理システムからナンバーを検索して顧客情報を確認していたため、作業が煩雑で、お客様情報確認に時間を要していました。これらの問題点を解決し顧客満足度の向上を図るため、DSRC対応車載器※2や従来のETC車載器を利用した、スムーズかつタイミング良く来客対応が可能な新システムの導入を検討した結果、ETCシステム※3で高速道路などへ納入実績のあるOKIが開発した「DSRC来店検知システム」を採用しました。

OKIは、今後もDSRC民間活用を推進し、利便性の高いサービスを実現するソリューションの提案や開発を続けていきます。なお、本システムは、2013年10月15日から18日まで東京ビックサイトにて開催される「第20回ITS世界会議東京 2013」(OKIブース:No.098)に出展します。

【DSRC来店検知システムの特長】

◆ 来店車両を検知し顧客情報を迅速に通知

- 複数ヶ所の駐車場入口からの来店車両を検知

裏門など見通しの悪い駐車場入口からお客様が来店された場合でも、顧客情報を確認し、お名前でお出迎えできます。

- 各部門での一斉通知

お客様車両の車載器IDと店舗内DSRC無線装置が通信することにより、車両入庫と同時に瞬時にお客様来店通知を各部門の関係するスタッフ間で共有することが可能になります。

◆ スピィーディかつタイムリーな部門連携

- 来店情報の共有

事前に来店予約の情報があれば、予約情報を本システムに入力しておくことができます。また、部門間で共有したい申し送り事項があれば、合せて入力しておくことにより、各部門の関係するスタッフ間で情報共有ができます。

- 部門連携業務の強化

工場ではメカニックが車両整備の準備を、ショールームではお飲み物やカタログの準備を、フロント受付ではご案内や試乗車の準備などお客様への各種対応をタイムリーに行えます。

【用語解説】
※1: DSRC(Dedicated Short Range Communications)
DSRCとは、5.8GHz帯を使用する車両専用狭域通信です。
※2: DSRC対応車載器
DSRC対応車載器は、ETC機能をあわせ持ち、ITSスポットでサービスを受ける機能を持つ車載器です。
※3: ETCシステム(Electronic Toll Collection System)
有料道路の料金所などに設置されたアンテナ(路側機器)と自動車に搭載した端末(ETC車載器)で通信を行い、車両を止めることなく有料道路の料金支払いを処理するシステム。「自動料金収受システム」とも呼ばれています。

概要: 沖電気工業株式会社

OKIは米国でグラハム・ベルが電話機を発明したわずか5年後の1881年に創業した、日本で最初に電話機を製造した情報通信機器メーカーです。先見性と勇気をもって果敢に挑戦・行動するという、創業以来の「進取の精神」を連綿と受け継ぎ、ブランドスローガン「Open up your dreams」のもと事業展開しています。現在、「金融システム」「通信システム」「情報システム」「プリンタ」「電子部品・モジュール他」の5つの分野において、OKIグループは社会の発展に寄与する最先端技術の商品・サービスをお客様にお届けし、世界の人々の快適で豊かな生活の実現に貢献しています。詳細はこちらからご覧ください。 http://www.oki.com/jp/

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本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
広報部 山本 
電話: 03-3501-3835
e-mail: press@oki.com

本件に関するお客様からのお問い合わせ先
社会システム事業本部 交通・防災システム事業部
電話: 03-3454-2111(代表)