AEROPRES

2012年11月29日 14時12分

Infineraと日商、世界初の分散シフトファイバ経由8Tb/sスーパーチャネル伝送のデモに成功

デジタル光ネットワークの大手プロバイダ、Infinera (NASDAQ: INFN)は、パートナー日本企業の日商エレクトロニクスとともに、800 kmのITU-T G.653分散シフトファイバ(DSF)経由のスーパーチャネルを使用した本番対応可能な容量8テラビット/秒(Tb/s)Infinera DTN-Xプラットフォームのデモを成功裏に行ったことを、本日発表しました。
TOKYO and SUNNYVALE, CA, 2012年11月29日 12時25分 - (JCN Newswire) - デジタル光ネットワークの大手プロバイダ、Infinera (NASDAQ: INFN)は、パートナー日本企業の日商エレクトロニクスとともに、800 kmのITU-T G.653分散シフトファイバ(DSF)経由のスーパーチャネルを使用した本番対応可能な容量8テラビット/秒(Tb/s)Infinera DTN-Xプラットフォームのデモを成功裏に行ったことを、本日発表しました。

本日NET Frontier Centerで行われたデモは、DSFファイバ経由の大容量光伝送提供において大きな達成をしたことを意味します。今回の達成内容は高パフォーマンス100ギガビット/秒(Gb/s)コヒーレント光技術が、サービスプロバイダのDSFアセットを活用できることを説明しています。DSFファイバは日本全国に展開されていますが、Cバンドの色分散の低さのために大容量高密度光波長多重通信(WDM)伝送技術の展開は困難でした。そのため、経済的に長距離の高容量光伝送を達成することが難しくなっていました。その結果、容量は大幅に制限され、DSFファイバにより長距離で高品質のパフォーマンスを達成するには、高コストのLバンド技術を使用しなければなりませんでした。

InfineraのDTN-Xプラットフォームは、500 Gb/sのフォトニック集積回路(PIC)と、ソフトウェア構成可能なコヒーレント変調を提供する第2世代FlexCoherent(TM)プロセッサの上に構築されており、世界クラスの偏波モード分散(PMD)補償パフォーマンスを搭載した長距離500 Gb/sスーパーチャネルを提供しています。次世代プラットフォームは、課題の多い800 kmのDSFファイバを経由して、Cバンド上で8Tb/sのスーパーチャネル容量を成功裏に伝送できることを実証しました。これにより、ネットワーク事業者は、既存の光ファイバプラント投資を活用できるようになります。また、最新のマルチテラビットの長距離次世代WDM伝送技術を運用できるようになります。 世界で広く使われている非DSFファイバでは、Infinera DTN-X上でQPSKを使用する時に、2,500 kmをはるかに超える長さで同じ容量を提供できます。つまりこれは、日本のDSFファイバの独自の課題を示しています。

Infineraはまた、システムのFlexCoherent機能のデモも行い、到達距離と容量を最適化するために、QPSやBPSKなどのソフトウェア選択差分変調形式の実証も行いました。この試験では、サービスプロバイダが最新の大容量光伝送ソリューションを既存のDSFファイバ上で経済的にグローバルに展開でき、現行インフラを継続的に活用できることを検証しました。このデモはまた、100秒未満でプロビジョンされた100GbEサービスを実証し、DTN-Xの簡潔さを示し、従来ソリューションよりはるかに速くサービスをアクティブ化できることを示しています。

「今回のテストは、DSFアセットを持つサービスプロバイダにとっての、DTN-Xプラットフォームの価値を示しています。」と、日商エレクトロニクス執行役員の佐藤公威は述べました。「今までサービスプロバイダは、この種のファイバ経由で複数の10 Gb/s伝送を実行することさえできませんでした。Infineraのソリューションは、DSF上で8Tb/sで最新のスーパーチャネル技術を実行できることを実証しています。これはすばらしいことです。」

「この試験では、非常に取扱いの難しいタイプの光ファイバを経由して、世界クラスの到達度と容量を達成するだけでなく、今日のサービスプロバイダが短期間で容量アップをできることも示している点でユニークです。」と、Infinera共同設立者で最高戦略責任者兼EVPのDave Welchは述べました。「この機能をDTN-X上に弊社が先日導入したInstant Bandwidth(TM)ソリューションと組み合わせることにより、サービスプロバイダはさらに効率的に競争し、成功に基づいたビジネスモデルを達成することができます。」

Infineraは、フォトニック集積回路とFlexCoherent(TM)プロセッサをベースにした500 Gb/s長距離スーパーチャネルを初めて提供し、運用の複雑さを高めずに伝送容量を拡大しました。2012年第2四半期から出荷されているInfinera DTN-Xは、Cable&Wireless Worldwide、DANTE, PIPE Networks、Telefonica International Wholesale Carrier、Cyprus Telecommunications Authority、TeliaSonera International Carrierなど世界各国の16社の通信事業者から購入コミットメントを受けています。

Infineraについて

Infineraは、光のスピードとデジタルのシンプルさを組み合わせて、光通信の経済性の継続的な改善を行うために、設計されたデジタル光通信システムを専門にしています。Infineraの独自な点は、画期的な半導体技術の大規模フォトニック集積回路(PIC)を使用しているところです。Infineraのシステムは、光インフラのリエンジニアリングをせずに差別化されたサービスを短期間で提供することのできる能力や、ネットワーク効率を活かして、Time-to-Revenue(収益を上げるまでの期間)を短縮し、収益性を増大できるように、サービスにすぐ利用できるアーキテクチャを、お客様に提供するために、PIC技術を活用しています。詳しい情報については、 http://www.infinera.com/ をご覧ください。

このプレスリリースには、Infinera製品の機能、利点、現行および計画中の将来機能などの将来予想に関する記述(forward-looking statement)が含まれています。これらの将来予想に関する記述は、弊社の原稿の予測に基づいています。実際の結果は、各種のリスクと不確実性により、これらの結果と非常に大きく異なる場合もあります。このリスクと不確実性には、競合他社による積極的なビジネス戦術、弊社が単一製品に依存すること、シングルソースサプライヤへの弊社の信頼、弊社の迅速な技術の変化への対応能力などがありますが、これに限定されるものではありません。上記のリスクと不確実性や、弊社の事業に影響を与える他のリスクと不確実性についてのさらに詳しい情報は、2012年3月6日に米国証券取引委員会に提出された年次報告書(書式10-K)やのリスクファクタセクションや他のセクション、および、その後に米国証券取引委員会に提出または提供された報告書に記載されています。これらの報告書は弊社ウェブサイト( www.infinera.com )と米国証券取引委員会のウェブサイト( www.sec.gov )からご覧いただけます。Infineraは、これらの将来予想に関する記述のいずれについても、更新する義務を負いません。また、更新する意図も現在ありません。

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電話: +1-916-595-8157
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電話: +1-408-543-8139
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