2013年11月14日 13時37分
今年で開催10周年を迎えた「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2013」(主催:埼玉県、川口市、SKIPシティ国際映画祭実行委員会ほか)は、世界に先駆けてデジタルシネマによる才能ある映像クリエイターの発掘・支援に取り組み、大盛況のうちに閉幕いたしました。映画祭期間中のコンペティション作品上映時に、観客の皆さまに得点による人気投票を実施した結果、長編・短編部門作品のそれぞれの最高得点獲得作品は以下の2本に決定いたしました。長編・短編ともに、作品のクオリティの高さもさることながら、観客の皆さんにとって魅力的なラ
2013年10月18日
報道関係者各位
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SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2013
コンペティション作品 観客人気投票結果
長編部門 『セブン・ボックス』/短編部門 『転校生』
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今年で開催10周年を迎えた「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2013」(主催:埼玉県、川口市、SKIPシティ国際映画祭実行委員会ほか)は、世界に先駆けてデジタルシネマによる才能ある映像クリエイターの発掘・支援に取り組み、大盛況のうちに閉幕いたしました。映画祭期間中のコンペティション作品上映時に、観客の皆さまに得点による人気投票を実施した結果、長編・短編部門作品のそれぞれの最高得点獲得作品は以下の2本に決定いたしました。長編・短編ともに、作品のクオリティの高さもさることながら、観客の皆さんにとって魅力的なラインアップであったことが印象付けられ、監督たちの今後の活躍が期待されます。
■長編部門:『セブン・ボックス』(2012年/パラグアイ/105分)<脚本賞受賞作品>
監督:フアン・カルロス・マネグリア、タナ・シェムボリ
2013年の本映画祭の中でも異彩を放っていた本作。歴代の映画製作本数がいままで20本にも 満たないというパラグアイから生まれたエンターテインメント作品。スピード感あふれる臨場感や迫力で観客を魅了した作品で、本映画祭の2回の上映では立ち見の出る大盛況ぶりでした。早くも本年12月にはDVDの発売・レンタルも決定しています。
【作品解説】 携帯電話が欲しいビクトルは、中身の分からない7つの箱を届けるという、一見簡単で割のいい仕事を手にする。しかしそれは、迷路のような市場の中を、命を懸けて逃げる羽目になる危険な仕事だった。パラグアイの市場を舞台にした追いつ追われつのサスペンス。
○監督・製作:フアン・カルロス・マネグリア、 タナ・シェムボリ
○脚本:フアン・カルロス・マネグリア
○出演:セルソ・フランコ、 ビクトル・ソサ、 ラリ・ゴンザレス
●タナ・シェムボリ監督からの喜びのコメント:
ファン・カルロスとこのプロジェクトをスタートさせた6年前には、この作品が海を渡るとは思ってもみませんでした。
私たちの作品が、観客のみなさんに選ばれたことは、とても嬉しく、感謝しています。あまり知られていない私たちの国・パラグアイをこの作品を通じて、観ていただくことが出来、とても幸せを感じています。私たちはこれからも大好きな映画を作り続けいきたいと思っています。
ありがとう! SKIPシティ国際Dシネマ映画祭!!
■短編部門:『転校生』(2012年/日本/20分)<最優秀作品賞受賞作品>
監督:金井 純一
女子高生たちの切なさを繊細な映像で描いた本作は、観客のみなさんの共感を得て、圧倒的な高い支持で第一位に選出されました。社会問題ともなっているセンセーショナルな題材を扱った最新長編作品『ゆるせない、逢いたい』(2013年11月劇場公開)でも、現代に生きる若者のリアルな声を繊細なタッチで描いており、今後ますます期待が高まる監督のひとりです。
【作品解説】 容子はクラスで居場所を失くしていた。そんな時、転校生のリサがことになる。リサは最初の挨拶で、「誰とも仲良くなれない」とクラスメイトたちを突き放す。容子は、そんな不思議なリサに惹かれていく。女子高生が経験した出会いと別れ。その切なさを映し出す。
○監督・脚本・編集:金井 純一
○出演:森川 葵、 増田 璃子、 藤原 倫己
●金井純一監督からの喜びのコメント:
このたび『転校生』が短編部門で、観客投票の第一位をいただき、とても嬉しく思っています。シンプルなストーリーでしたが、誰もが経験したような、出会いと別れの描写に共感していただけたのかなと思います。今後も、観ていただいた方の心に残る作品を作り続けていきたいです。
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SKIPシティ国際Dシネマ映画祭事務局
広報担当:松永(携帯:070-6523-0261/E-mail:matsunaga@skipcity.com)
埼玉県川口市上青木3-12-63・5F
電話:048-263-0818/FAX:048-262-5635
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭公式サイト
http://www.skipcity-dcf.jp/